短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【授業紹介】「日本の文化」を楽しもう!

21.08.19


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残暑お見舞い申し上げます!
まだ暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

先日、春学期の成績が発表になり、現在は追・再試験の真っ最中です。9月11日(土)より秋学期が始まるので、夏休みも後半にさしかかりました。

本日は、春学期に開講した科目「日本の文化」についてご紹介いたします。
この科目は、図書館司書・ITコース2年の選択科目であり、日本の年中行事や通過儀礼を学びます。五節供等の由来について学んだ後は、各自、関心のある場所を選び、そのエリア独特の年中行事を調べます。風土と分かちがたく結びついた行事食(郷土食)やお祭りも調べて発表するので、日本各地への理解が深まり愛着がわきます。

学生が選んだエリアは、自分が生まれ育った所や行ってみたい所であったり、両親や祖父母の出身地であったりと様々です。

学生は調べてゆくうちに、エリアごとに異なった風習があり、たくさんの文化と伝統があることを知ります。長野県の年中行事を調べた学生は、「異なった文化の中でも、家族や地域の人の健康や幸せを願っていること、寒い地域でいかに元気に生活していくか考えられていることは、どの時代でも地方でも共通して言えることではないだろうか。今回、調べていく中で、自分の知らない長野県の伝統・文化を知ることができ、私たちのような若い世代が昔の人の知恵や想いを後世に伝えていくとともに、この素晴らしい風習を守り続けていかなければならないと強く思った」という感想を述べていました。

また、通過儀礼では、人生の節目ごとにお祝いをする慣わしがあることについて、「命があることへの感謝を改めて感じることができます。特に、大きな病気や怪我をしないで済んでいると、健康のありがたみが薄れてしまいます。でも、節目があることで感謝ができるので、通過儀礼は時代が変わっても続けていくことに意味があると思います」、「お葬式に関する儀式もそれぞれ意味があることで、亡くなった人を丁寧に見送りたいという気持ちの表れだと思います」と言っていました。

「お正月は毎年、無事に新しい年を迎えられた感謝と喜びを感じることができます」、「日本人は年中行事を通して、命の尊さと感謝の気持ちを忘れないようにしてきているのだと思います」という感想から、年中行事や通過儀礼に感謝し、日常生活を大切に過ごしたいと願う学生の気持ちが伝わってきて、とても清々しい気持ちになりました。

現在はコロナ禍で、出かける機会も制限されていますが、落ち着いたらぜひ調べたエリアに出かけてお祭りを体験したり、その土地ならではの行事食を味わいたいですね。

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