短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

卒業研究・卒業制作発表会

21.02.08


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2月2日 節分
みなさんは豆まきをしましたか?
「みんなが健康で幸せに過ごせますように」という意味を込めて、悪いものを追い出す日です。
節分と言う言葉には、「季節を分ける」という意味があります。昔の日本では、春は一年のはじまりとされ、特に大切にされたようです。そのため、春が恥じる日だけを節分と呼ぶようになったそうです。

さて、前回のブログでは国語国文学会のなかでの図書館司書領域の卒業研究発表をご紹介しましたが、今回は他の分野の研究・制作を行った学生の卒業研究・卒業制作発表会の様子をご紹介します。

2年生がそれぞれの指導教員のもとで1年間、研究あるいは作品制作を重ね、1人約10分以内で発表しました。
発表した学生は18名でその内容もとても興味深いものでした。
今回はその一部を紹介します。

「カーニハン・トイ・コンピューターのシミュレーター制作」(図書館司書・ITコース Tさん) 
ブライアン・カーニハンがCPUの動作を説明するために考案した仮想のトイ・コンピューターのシミュレータープログラムをHaskellで実装した。作成したシミュレーターは、トイ・コンピューター用アセンブリ言語で書いたプログラムファイルを読み込む機能と、そのプログラムを一行ずつ実行し、そのときのコンピュータの状態(アキュムレータの中身、プログラム実行位置など)を観察できる、ステップ実行機能を備える。これらの機能を使うことによりプラグラムがどのように実行されるか理解しやすくなる。
と言う内容でパソコン好きには大変興味深い内容でした。

「松戸市のバリアフリー・ユニバーサルデザイン施設調査」(ファッション・造形デザインコース Sさん)
 研究した学生は、松戸市内の公的施設や駅構内を自分の足で調査し、バリアフリー・ユニバーサルデザインの設備や整備を調査して現状を報告し、数々の問題や課題を提起。今後の展望改善に繋げ、使う人が使いやすい設備への提案をする素晴らしい発表でした。

「シンガポールの観光経済について」(国際観光・ホテルコース Yさん)
世界では、それぞれの国の資源を活かし経済を回している中、シンガポールは観光産業で経済を成り立たせている国のひとつである。今回は日本人にも人気のシンガポールの観光産業を調べ、その現状を報告しました。
みなさんもご存じのマーライオン、マリーナベイサンズ、ガーデンズバイザベイ、ユニバーサルスタジオシンガポールやナイトサファリなど日本人にも親しみやすい観光名所を紹介しました。

「ブライダル・ブーケ」では、4つの花の課題の花の制作に取り組む一方、ブライダル関連のキーワードについて調べ発表をしました。
「披露宴について~コロナ禍での変化~」(図書館司書・ITコース Dさん)
コロナ禍により披露宴を止たり縮小しているが、今回調査してみると新しいスタイルとして三密をさけながらの披露宴が提案されていて、参加した人は、良かった。最初は披露宴に参加したくない気持ちだったが、参加して良かった。というデータが多いことから、昨今は三密を避けた「NEWスタイルウエディングが誕生」し、リアルに会えることの喜び、の価値を見いだした。と言う発表でした。

「ブライダル・ブーケ」の制作発表においては、
コロナ禍の中の半年という期間での制作は、基礎技術がままならない上で大作を造り上げることが大変でした。ブーケの花は、出来上がっている花をまとめるのではなく、アートフラワーという手法で花の素材に合う白い布に花びらや葉等のパーツを一つ一つ切り取り、色づけし組み立てていきます。
見た目の華やかさとは裏腹にコツコツ積み上げていく作業に大変なこともありましたが、
「ブーケとしてまとめたときは感無量だった。」
「ブーケは自分の結婚式で是非使いたい」との発表に、会場からも暖かい拍手を頂きました。

今回は一部の発表しか紹介できませんでしたが、1年かけて研究した内容の発表はとても素晴らしいものばかりでした。
2年生はこの卒業研究が一つの財産になったことだと思います。
みなさんも、興味のあることを一緒に研究してみませんか?

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