【コラム】「見沼たんぼ」の紹介
20.05.21
「見沼たんぼ」という言葉を聞いた事がありますか
私は埼玉県の大宮というところに住んでいるので、少し歩くとその風景に触れることができます。
大宮には武蔵一宮の氷川神社をはじめ、鉄道の街にふさわしい鉄道博物館や盆栽村にある盆栽美術館などご紹介したいところが沢山あるのですが、今日は「見沼たんぼ」についての紹介です。
「見沼たんぼ」は東京都心から20~30キロ圏内にある約1260ヘクタールの広い面積をもつ貴重な平地の緑地空間です。
大宮駅からも2~3キロの近くでありながら、たんぼや畑、雑木林、河川などによって作られる田園風景が広がる豊かな自然が今も残されているのです。
この「見沼たんぼ」には幾つかの散歩コースがあります。
私も何年か前にさいたま市の保健部の人達や、近所の友人達とコースの一つである田園風景と新都心の眺めともいえる約3時間30分、11.8キロのコースを歩きました。
その日、大宮駅よりひとつ東京寄りのさいたま新都心駅に集合し、駅前からすぐに散歩道に入りました。
先ず新都心東広場に樹齢300年という大ケヤキを見ながら、30分程でサッカーでおなじみの浦和レッズの練習場を通り、更に80分程歩いて「見沼たんぼ主都高ビオトープ」に着きました。ここは高速道路と自然環境を調和させるために高架橋に沿って見沼に生息してきた多くの生きものたちの空間を整備しているところです。
周囲の水田が「見沼たんぼ」を代表する風景ですが、広大な水田地域です。
そこから30分程歩いて「みぬま見聞館」に着きましたがここは見沼の自然や歴史を学ぶことができる資料や学習するコーナーがあります。
その後、杜の周りに池がある小さな神社の見沼弁財天、宗像神社をお参りし、次の「合併記念見沼公園」に行きました。この公園はさいたま市の誕生を記念して開設された公園で、芝生広場と池の湿地を復元したビオトープの公園です。公園内の木道を歩きながら、水鳥を観察することができます。この公園をゆっくり楽しんで、終点の自治医科大の医療センターに向かうのです。医大前には県道があり、大宮駅行きのバスが出ています。
このコースは都市に隣接する大規模な緑地空間で見沼代用水沿いを歩きながら景色を楽しんだり、多くの野草を見る事ができて、一面に広がる水田と、さいたま新都心とのビル群が同時に見られるコースです。
見沼たんぼには散歩するコースがいろいろあって、自由に歩けますが、私が歩いたコースも人家の軒先を通ったり、たんぼや畑の多くが私有地なので、自然を大切にしながら、心配りをして歩く事も必要だと思います。
機会を見つけて、是非、見沼たんぼの散歩を楽しんで下さい。
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