【コラム/IT】SICPを読む(4):Lispによるプログラム
20.01.24
プログラムはプログラミング言語を使って書くのですが,SICPではLispというプログラミング言語(のSchemeという方言)を使います.
プロセスを記述する手頃な言語がいるが,それにプログラム言語Lispを使おう.日常の思考を(英語,フランス語,日本語のような)自然言語で表し,定量的現象の記述を数学的記法で表すように,手続的思考をLispで表す.
さりげなく大事なことが書かれています.手続的思考をLispで表す.つまりプログラムは「思考」を「言語」を使って書いたものということです.私たち自身,日頃,言葉を使ってものごとを考えています.プログラミングはそれと似た行為なのです.
そしてさらに大事なことは,プログラミングには尽きることのない魅力があるということです.
その上何にもましてLispでプログラムを書くことは大いに楽しいことであるのだ.
(総合文化学科オリジナルサイトから修正転載)
※ IT領域担当 山下伸夫先生の「SICPを読む」シリーズ
SICPを読む(1):書名「計算機プログラムの構造と解釈」
SICPを読む(2):魔法使いとその弟子
SICPを読む(3):「第1章 手続による抽象」冒頭部分
SICPを読む(4):Lispによるプログラム
SICPを読む(5):プログラムの要素(1)
SICPを読む(6):プログラムの要素(2)
SICPを読む(7) :式と解釈系
SICPを読む(8) :名前と環境
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