短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【授業紹介】調理実習(和食)の特別授業

19.12.25

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は、クリスマスですね。
みなさんは、素敵なクリスマスを過ごされていますか(*^_^*)。

そしてクリスマスが終われば、お正月がやってきます。
総合文化学科フードマネジメントコースの1年生は、12月の調理実習(和食)の授業で、
一足早く、栗きんとんやごまめ(田作り)、昆布巻きや錦玉子など、おせち料理の実習をしました。

お節料理の材料には、ひとつひとつに特別な意味が込められているのを知っていますか。
授業では、そんな話も交えながら、実習をしていきます。
ご興味のある方は、ぜひ調べてみて下さいね!(^^)!。

さて、本日は、11月に行われた調理実習(和食)内で行われた‟特別授業”のご紹介をします。
特別授業では、講師として石井雅比呂先生をお招きし、和食や和菓子を教えていただきました。

石井先生は、料亭の料理長をなさっていた日本料理のプロです。
現在は、専門学校や料理教室で和食を教えたり、日本料理店のコンサルタントなど、さまざまな分野で
ご活躍なさっています。

そんな日本料理のプロである石井先生に、今回は和菓子を教えていただき、練きりを作りました!(^^)!
まずは、ジャガイモで作る白餡と、サツマイモで作った黄餡を作りました。
本来、白餡は、白小豆を使いますが、手間がかかるため、今回はジャガイモで代用しました。

ジャガイモは蒸してからつぶし、砂糖と生クリームを加えて餡を作ります。

サツマイモは色付けのため、クチナシを加えた水に浸けて少し置き、その後で柔らかくなるまで茹で、裏ごし器を使って裏ごします。

しゃもじで芋を押さえながら裏ごしをかけていきます。
芋の粘りが出てしまうため、熱いうちに手早く裏ごしするのがポイント。
そして砂糖を加えて黄餡を仕上げていきます。

その後、それぞれの餡を使って、練きりを作っていきます。
まずは、先生のデモンストレーションです。
あっという間にいくつもの作品が出来上がります。
学生は真剣に作り方を見ています。

栗や菊など、季節感が出ていて、とても美しいですね。
いがぐりのいがは、サツマイモを千切りにし、油で揚げたものを餡の表面にくっつけています。
(因みに、緑色の餡は、抹茶を加えています)

その後、学生もそれぞれが自分の好きな形の練きりを作りました。

それぞれの学生の個性が出ていていました(*^^)v。
ほとんどの学生が和菓子作りは初めての経験でしたが、とても楽しそうに実習をしていました。

貴重な時間を体験でき、学生は充実した時間を過ごすことができたようです。
石井先生、本当にありがとうございました!

調理実習(和食)の授業では、和食の基本から応用までを学ぶだけでなく、
このように特別講師の先生の授業も体験することが出来ます。

是非一緒に、本学のフードマネジメントコースで学んでみませんか(*^^*)。

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