短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【授業紹介】ファッション造形実習Ⅰ~1・和服造形実習Ⅰ(ファッションブランチ 1年)

18.08.03

8月に入り夏休みも真っ盛り、外からは蝉の声がどんどん大きくなって聞こえてきます。
毎日猛暑が続いていますが、どんな夏休みをお過ごしでしょうか?

「ファッション造形実習Ⅰ~1」の春学期の課題はタイトスカート。
皆さんは普段、洋服を買う時、どのサイズを選びますか?
そして自分が何サイズか知っていますか?
洋服は「ピチピチサイズ」や「がばがばサイズ」は全然素敵ではありません。
自分の体型(サイズ)に合う大きさを選びましょう。
そのためには自分のサイズを把握しておくことが大事です。

この授業では基本的なタイトスカートの製作を通して各自の体型を把握し、
自分サイズのスカートを製作します。
採寸、基本パターンの製図法、各自のタイトスカートを製図、シーチング生地によるトワル製作*、
トワルを着用してサイズやデザインの検討、裁断用パターンを作り、実際の布地を使い製作していきます。

今回は「ファッション造形論」の授業課題であるブラウスの布とお揃いにして、
セットアップ仕立てにした学生もいました。
いかがですか?

秋学期にはデザインスカートとワンピースを製作します。
 *トワルとは布地を裁断する前に仮縫いをして、サイズやデザインの検討を行うことです。

「和服造形実習Ⅰ」では春学期に浴衣を制作しました。
(以前のブログでもご紹介しています。是非ご覧下さいね。)

初めは運針でまっすぐ縫うことにも時間がかかり大変でしたが、次第に上手くなっていきました。
和服は平面構成で基本的には直線縫いが多いのですが、縫い合わせるだけではありません。
縫った後はきせをかけて縫い代を折ったり、その縫い代の始末、
機結びをして糸を継ぎ足すなど初めて教わることばかり。

そして13回目の授業で浴衣の完成!!
授業の最終回は着付けです。
当然ですが、各々自分の寸法で制作しているので、体にピッタリ!
着崩れしない身ごろの合わせ方や腰紐の締め方、おはしよりの処理の仕方など、
キレイに着付けをするポイントを教わりました。

予定より早く完成したので、授業内で反物の余りの布を使い小物も作りました。
明日、8月4日は松戸花火大会です。
自分で作った浴衣を着て、浴衣とお揃いの巾着を持ちお出掛けするのが楽しみです。
連日続く熱帯夜。
豪快な打ち上げ花火で暑さを吹き飛ばしましょう♪

*ファッションブランチは、平成31年度から、「ファッション・造形デザインコース」になります。

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