教員紹介
社会福祉学科長 教授
山田 千香子
<担当している授業>
「社会調査法Ⅰ」「社会調査法Ⅱ」です。
一言でいうと「社会を知るための方法を学ぶ」ことを目的としています。福祉社会の課題解決施策を立てるには、今現在、社会が抱えている社会問題を把握し理解することが第一歩になります。社会問題を把握するための方法を学びます。Ⅰでは量的調査法、Ⅱでは質的調査法についての学びです。例えば、保健室の先生に必要な力として、児童生徒の健康状態の把握、悩みの相談があります。そのときに、児童の観察、話しかけ(インタビュー)、信頼関係づくり等がありますが、それらは質的調査法と密接に関わります。アンケート調査の実践、インタビュー調査も実施する授業内容となっています。大変できつい科目と評判です(笑)
<専門・研究分野>
専門は文化人類学です。「文化変容」をテーマとして日本から海外へ移住した人々の、日系一世、二世、三世、四世の世代的変遷をアメリカやカナダで調査してきました。30年継続しています。国内での調査研究は、現在『現代日本の「看取り文化」を構想する』というテーマの共同研究に取り組んでいます。私の研究内容は、長崎県の離島において、既存の地域コミュニティを活かしながらも、葛藤し新しいものに変容していく島の事例を紹介しています。本人の願い「自宅での看取り」を叶えようとしている島です。
<主な研究業績>
- 「放っておかれないしま」浮ケ谷幸代・田代志門・山田慎也編『現代日本の「看取り文化」を構想する』東京大学出版会、2022年8月、p.289-313
- 「日本における「近代」の萌芽とその源流ー肥前平戸・長崎・佐世保からの視点」明治大学『政経論叢』第85巻第3・4号、2017年3月、p.107-132
- 「長崎の島に見ることわざ」日本ことわざ文化学会編『郷土とことわざ』人間の科学新社、2014年11月、p.101-121
- 「夢見るーバンクーバーにおける移住高齢者の生活とコミュニティ」鈴木七美編『高齢者のウェルビーイングとライフデザインの協働』御茶ノ水書房、2010年10月、p.85-101
- 『カナダ日系社会の文化変容ー「海を渡った日本の村」三世代の変遷』御茶ノ水書房、2000年2月
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
聖徳教育は「本物教育」を特色としています。大学博物館のコレクションには美術品をはじめとして素晴らしいものが揃っています。まだまだ、全部鑑賞出来ていない作品が多いのですが、毎回の開催展示を楽しみにしています。それと、シリーズコンサートです。世界的に有名な一流のオーケストラ演奏からクラシックバレエの上演等素晴らしい内容で「感動」体験です。こちらも毎回楽しみにしている一人です。
<メッセージ>
今から「5年後の自分」、「10年後の自分」? どんな自分になっていたいか、考えてみませんか。どんな自分にもなれるはずです。そうです。現在、「今」の自分の日常が未来とつながっていきます。また、変えることができます。具体的に自分の人生を設計していきましょう。それが大学という場所です。
社会福祉学科長補佐 准教授
須田 仁
<担当している授業>
1年生から4年生まで、各学年ごと担当科目があります。1年生には将来のこと、社会について関心を持つ「キャリアデザインⅠ・Ⅱ」、2年生には 「高齢者福祉論Ⅰ・Ⅱ」と「諸外国の社会福祉Ⅰ・Ⅱ」の講義系の専門科目を担当しています。3年生には「社会福祉援助技術演習Ⅰ」の演習系科目、4年生では「社会福祉援助技術現場実習」「社会福祉援助技術演習Ⅱ・Ⅲ」を担当し、ソーシャルワーカーの養成をしています。
<専門・研究分野>
社会福祉の教育研究職としては現在、高齢者虐待に関する研究が中心です。併せて実践現場で行政機関や相談機関への職員に対するアドバイスなども行っています。ベースにあるのは、人の人生を脅かすような事態になった時に福祉に何ができるのか、そして実践現場の人たちのプラスになるような活動をしたいと思って日々、試行錯誤しています。
<主な研究業績>
- 共著「高齢者虐待防止法で保護されない虐待事例の存在検証=世界保健機関の定義する高齢者虐待との比較検討=」『高齢者虐待防止研究Vol.18 No.1』令和4年3月 p.72-85
- 共著『学びを追究する高齢者福祉』教育情報出版 令和2年
- 共著「官民学連携による子育て支援の成果と展望-「おやこ DE 広場にこにこキッズ」の事例から-」『児童学研究聖徳大学児童学研究所紀要–第19号』平成29年3月 p.1-10
- 単著「被災地におけるソーシャルワーカーの支援に関する課題-社会福祉士の活動を通じて-」『聖徳大学研究紀要聖徳大学第23号』平成25年3月 p.89-95
- 単著「高齢者虐待対応における終結の状況とその課題-M市における高齢者虐待対応事例から-」『聖徳大学研究紀要第21号』平成23年3月 p.31-37
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
聖徳大学のキャンパスの中で最も眺めの良い場所があります。それは10号館の12階レストラン「スパンカ」からの展望です。松戸キャンパスからは少し離れていますが松戸駅前にある大きなビルです。天気の良い日は江戸川〜スカイツリーまでを展望できます。とてもリッチな気分になれますよ。
<メッセージ>
今求められているのは、子どもたちやお年寄り、障がいのある人の声に耳を傾け、寄り添い、代弁する人です。人と社会をつなぎ、その人を支え、そして守る、そんな福祉分野の専門職人材を育てたいと思っています。
社会福祉コース主任 教授
豊田 宗裕
<担当している授業>
社会福祉行財政論、社会福祉運営管理論、地域福祉論Ⅰ・Ⅱ、福祉計画論など、制度・法律系の科目が多いですね。
その他、社会福祉援助技術演習、社会福祉援助技術現場実習指導など、特に社会福祉士養成にかかわる実習に関連した科目も担当しています。
*その他、通信課程の演習や実習も担当しています。
<専門・研究分野>
「福祉のまちづくりに向けた人材の育成とその環境整備」ということを研究テーマにしています。
具体的には、
1)地域福祉実践に従事・参画する人材養成・育成の枠組みの構築
2)地域社会の変化に対応した地域組織のあり方とその運営・経営などについて、取り組んでいます。
<主な研究業績>
- 「地域福祉と包括的支援体制の今後の課題」、『新社会福祉士シリーズ10 地域福祉と包括的支援体制』、弘文堂、2022年3月、p.207-226
- 「福祉行財政のシステム」、『入門 地域福祉と包括的支援体制』、ミネルヴァ書房、2021年5月、p.69-96
- 「外国籍介護従事者の介護記録における誤用分析」、『研究紀要 聖徳大学第29号』、聖徳大学、2019年3月、p.67-73
- 「外国籍介護労働者に有効な介護記録モデルに関する研究」、「2016 三菱財団研究・事業報告書」、公益財団法人三菱財団、2016年
- 「地域包括ケアステム構築に向けた相談支援体制の在り方に関する研究」、『星槎大学研究紀要・共生科学研究NO.10』、星槎大学
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
好きな場所は、校門から3号館までの通路です。通勤時の経路ですが、四季折々の雰囲気があり、天気や朝晩でも変化があります。おすすめは、まだ人が少ない晴れた日の朝の早い時間ですね。
<メッセージ>
特に社会福祉学科の学生さんは、皆さんとても真面目だと思います。真面目ということは「信頼がおける」ということにもつながり、様々な場面で人と協働していくにはとても大切なことだと思います。その意味で「信頼される人」になって欲しいと思います。
介護福祉コース主任 教授
小櫃 芳江
<担当している授業>
「介護概論」「介護過程」「介護総合演習」です。
「介護概論」は、介護福祉士を目指す方々に理論と介護の魅力を具体的に伝えます。特に介護福祉の専門性について学生さんと一緒に考えています。
「介護過程」では、介護福祉士の思考の核となる対人援助の理論的思考過程を伝えています。
「介護総合演習」は、介護実習前の準備、実習後の振り返りとまとめをすることで、自己を高めるきっかけを掴んでもらえるようにしています。
<専門・研究分野>
日本で初めての福祉専門職教育である介護福祉士の養成に、スタート時から携わってきたため、生活を支援する専門職である「介護福祉士の専門性とは何か」について、概念研究をしています。また、生活支援技術として、「腰を痛めない移動・移乗技術」を、北欧の技術・思想を基礎に実践研究しています。
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
左側が図書館、右側がカフェテラス、中央に流政之氏の「戦いやぶれて花が咲く」のオブジェがある、1号館から3号館に向かうこの通路が一番好きです。四季と天候をしっかり感じられる空間です。
<メッセージ>
介護福祉士は、対人援助職として関わった「その人」の、人間としての価値を実現することができ、それを実感できる魅力的な職種です。そして何よりも、介護するひと自身が自己実現である「生きがい」を得ることができます。このような職種になりたいと思いませんか?
養護教諭コース主任 教授
小林 芳枝
<担当している授業>
1年生には、養護教諭として必要な基礎的な科目「健康科学」と「養護概説」。
2年生には、学校現場での救急処置対応について学ぶ「学校救急看護」、「社会福祉学特論Ⅲ(学校救急看護実技)」と3年生での実習に向けた「実習事前指導」。
3年生には、実習後の振り返りと学びを共有する「実習事後指導」と「社会福祉演習(ゼミ)」。
4年生には、養護教諭としての力量を確認する「教職実践演習」と卒論を担当。また、教員採用試験の合格をサポートする「対策講座(2・3・4 年)」を行っています。
<専門・研究分野>
養護教諭の職務を中心に研究中です。「養護教諭は児童の養護をつかさどる」と学校教育法で定められていますが、「養護」という言葉にはどのような意味があるのでしょうか? 現場の養護教諭はどのような「養護観」を抱いているでしょうか? 「養護学」が構築されていない現状があり、「養護」について追究しています。
また、「東日本大震災時に養護教諭が行った支援」や「学校救急看護テキストの分析」などを行ってきました。養護教諭の職務の充実に貢献できるようにと考えています。
<主な研究業績>
- 学校救急看護テキストの分析 学校救急看護研究 令和2年3月 Vol.13 №1 p.46-53
- 東日本大震災で津波により被害を受けた避難者へのある小学校の対応(第1報)-被災当初の対応の記録をまとめた資料及び冊子の分析- 学校健康相談研究 平成29年12月 Vol.14,No1 p.82-94
- 東日本大震災で津波により被害を受けた避難者へのある小学校の対応(第2報)-震災当時の校長と養護教諭への面接調査の分析から- 学校健康相談研究 平成29年12月 Vol.14,No1 p.95-109
- 健康相談活動における課題と対応~実態調査を通して~ 千葉県養護教諭会 平成21年1月、または 学校で予防すべき感染症 養護教諭のための対応マニュアル 千葉県養護教諭会 平成25年1月
- 心の健康問題への予防的な指導・支援のあり方-保健学習「心の健康」と保健室における個別指導の有機的なつながりを求めて- 平成11年度千葉県長期研修生研究報告 千葉県総合教育センター 平成12年3月 p.283-288
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
私のおススメの場所は、図書館の8階にある「聖徳博物館」です。大学が収集し保存している文学、音楽、美術等に関する学術資料が収蔵され、一部展示がされています。特別展は必見です。藤田嗣治展やピーターラビットとその仲間たちの資料公開が印象に残っています。
また、シリーズコンサートもおススメ、魅力の一つです。普段なかなか鑑賞できない演目の 数々、オペラやバレエ、古典芸能等々。このように、本物に触れ心を豊かにしてくれる環境に魅力を感じます。
<メッセージ>
教育者であり、養護の専門家である養護教諭。私は、小学校17年、中学校19年の養護教諭経験と指導主事3年の経験を生かした授業に取り組んでいます。現場を離れてもなお、養護教諭に魅力を感じています。
現在、卒業生が養護教諭として千葉県や東京都をはじめ全国で活躍しています。今後も、「養護教諭が大好きで、子供に寄り添い、成長をしっかりと支援できる実践力のある養護教諭」が誕生してくれることを望んでいます。
一緒に理想の養護教諭を目指しましょう!
教授
秋山 篤
<担当している授業>
主に保育士資格取得のための科目を担当しています。「障害児保育」「子育て支援」「保育実習指導Ⅰ(施設)」「ライフステージ支援研究」などです。
<専門・研究分野>
現在は、小児言語聴覚士として言語療法の実践研究にはまっています。また、小学校等で発達障害児のアドバイザーをしています。専門分野は、「言語及び聴覚障害」「発達障害」「インクルーシブ教育・保育」「障害児・者福祉」です。
<主な研究業績>
- 共著「個別の教育支援計画の作成と実践-特別なニーズ・気になる子どもの支援のために-」教育出版 2005年
- 共著「特別支援教育コーディネーターの役割と連携の実践-教育のユニバーサルデザインを求めて-」教育出版 2012年
- 共著「インクルーシブ教育を支えるセンター的機能の充実-特別支援学校と小・中学校等との連携-」慶応義塾大学出版会 2021年
- 共著「放課後等デイサービス事業の報酬改定に基づく制度見直しの変遷と今後の展望について」『聖徳大学生涯学習研究所紀要第20号』2022年3月 p.1-13
- 作者 「はじめてのおんどくえほんシリーズ『かえるくんとかたつむりくん(カ行音①)』『たこやきやけたか(カ行音②)』『すーすーするよ(サ行音①)』」すべて三恵社 2023年
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
聖徳大学構内ではありませんが、大学の隣の「松戸中央公園」を歩くのが好きです。たまには大学に行くときにイトーヨーカドーの左側の階段でなく、右側の階段をのぼってみてください。のぼりきると、そこには緑が広がっていてとても気持ちがいいです。昼間は保育園の子どもたちがたくさん遊んでいてとてもかわいいですよ。
<メッセージ>
自分を成長させるためには、人とコミュニケーションをすることが必要です。相手に話をすることで、自分のことがわかり思考も展開していきます。また、相手の話を聞くことによって自分と違う考え方を知るだけでなく、信頼関係も築かれていきます。大学生活では、先生や友達とおおいいに語らい合ってくださいね。
教授
池田 静香
<担当している授業>
生活支援技術・・・
介護が必要な人に対して日常生活のお手伝いをする技術や理論を勉強します。例えば、食事介助や衣類の着脱の介助などです。
介護過程・・・
介護が必要な人の生活プランを考える思考過程を勉強するものです。
その他、介護福祉士になるために必要な科目を担当しています。
<専門・研究分野>
現在は、介護福祉士が地域貢献するためのメソッドは何かを研究しています。
我が国は超高齢社会で、2025年には団塊の世代が75歳以上になるため、ますます介護に対する問題が社会で顕著になってくると予測されます。地域で介護を支えるために、介護福祉士としての役割を見える形で明らかにしていきたいと考えています。
<主な研究業績>
- 「社会福祉学習双書2022第15巻介護概論」社会福祉法人全国社会福祉協議会 令和2年
- 「MINERVA福祉資格テキスト介護福祉士こころとからだ編」 ミネルヴァ書房 平成24年
- 「MINERVA福祉資格テキスト介護福祉士介護編」 ミネルヴァ書房 平成24年
- 「脳卒中と共に生きる人の<生>の再構築に関する研究」『聖徳大学研究紀要 児童学部人文学部人間栄養学部音楽部』 聖徳大学 平成23年3月 第22号 p.1-8
- 「介護福祉学科の卒業生の動向に関する研究」『介護福祉教育学会』 平成21年6月 第14巻 第2号p.144-151
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
キャンパスがとにかくきれいだと思います。
聖徳大学の学生は、心配りができる女性が多いです。
<メッセージ>
介護福祉士を育成する教員なので、あえて介護のことを。
介護福祉士はとってもやりがいのある仕事。相手のことを思って(考えて)行う援助なのに、感謝される。何もないところから援助をするという「形」を作り出すクリエイティブな仕事。考えて実践して、褒められる! たまには怒られるけど…(-_-;)。
聖徳で一緒に介護福祉士の夢を叶えませんか!
教授
川池 秀明
<担当している授業>
精神保健学:精神的健康の意味と現在の日本の精神保健上の課題について、ライフサイクルの視点から事例を通して考える。
<専門・研究分野>
戦後の精神障害者の医療・保健・福祉制度はどのように進められ、どのような課題をもたらしたのか。
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
聖徳大学 川並弘昭記念図書館:大学生という実感が得られる場所です。
<メッセージ>
社会福祉学科で皆さんにお会いすることを楽しみにしています。
教授
川口 一美
<担当している授業>
社会福祉学科でずっと担当している科目で言えば社会調査法Ⅰ、Ⅱです。
この科目では、アンケートやインタビューといった調査の方法やフィールド(現地)に行って調査者はどう行動するのかのイロハを学びます。
調査をされる人(被調査者)の気持ちになって、また、その立場を守りつついかに調査を計画、実施するかを体得します。授業の中では実際に現地に赴き、地域の住民等とふれあったり話しを聞いたりする機会をもうけています(※コロナ禍により実施していない年もあります)。
<専門・研究分野>
大学時代からの専門は社会学(文化社会学)です。
社会の中のはやりや事象がどのように起きているのか、どんな意味があるのかを考える学問です。中でも高齢者問題(例えば少子高齢社会や高齢者の孤立等の問題)に興味があり、現在は「高齢者の孤立をいかに防ぐか」や「地域の助け合いの力はどうしたら増えるか」について研究しています。
実際の地域で高齢者から話しを聞いたり、やりとりするのが一番楽しく、 励みになります。
<主な研究業績>
- 入門社会福祉の原理と政策 共著 ミネルヴァ書房 2022年3月30日
- コロナ禍の生涯学習の現状と今後の可能性~2020年度の社会と生涯学習の動きを追って~ 令和3年3月 生涯学習研究所 生涯学習研究19 p.1-7
- 生涯学習と卒後研修-対人援助職のドロップアウトを防ぎエンパワメントの可能性をさぐる- 令和2年3月 生涯学習研究所 生涯学習研究紀要18 p.23-28
- 地域社会で社会的孤立を防ぐ関係作りと社会資源をめぐって-関わり、関係性を増やすきっかけと人材の可視化の試み- 平成29年3月 生涯学習研究所 生涯学習研究15 p.31-38
- 社会関係資本(ソーシャルキャピタル)と生涯学習 平成28年3月 生涯学習研究所 生涯学習研究14 p.21-30
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
大学のおすすめは、一つはなんと言っても大学の環境、いろいろな素敵なものに出会えます。
中でも記念講堂のシャンデリアは大好きなものです(女子はキラキラするものが好き!)。
あとは、3911の研究室(現在私の在籍している研究室です)。研究室内を知っている先生方や学生はちょっと苦笑いをされるかもしれませんが…… (理由は是非来て確認してみてください)。居心地が良く何でもそろっています。
学生がふらっと訪ねて来るのが理想です。きっと学内にはお気に入りの場所があるはず。是非見つけてみてくださいね。
<メッセージ>
大学4年間は好きなことを思い切りできるチャンスです。
学生という身分でしかも思い切り自由に勉強する時間があります。
またいろいろチャレンジしてうまくいっても、いかなかったとしても自分の糧になります。
そんな素敵な4年間、聖徳で過ごしてください。きっと素敵な仲間ととことん向き合う先生方が待っています。
准教授
石井 紀子
<担当している授業>
介護福祉コースと養護教諭コースの科目を担当しています。
こころとからだのしくみⅠ・Ⅱ
医療的ケアⅠ~Ⅳ
生活支援技術Ⅰ・Ⅲ
介護におけるコミュニケーションの基本Ⅱ
セーフティマネジメント論
社会福祉演習
社会福祉学特論Ⅱ
基礎看護
小児看護
介護実習Ⅰ~Ⅳ
看護実習
<専門・研究分野>
健康習慣と性格特性の関連性など、人間の行動と健康について探求しています。
また、介護福祉士養成校で学んでいる学生の死生観や国家試験対策における学習効果、介護福祉士養成施設卒業生の動向などを調査し、介護福祉士の養成に役立てたいと考えています。
<主な研究業績>
- 「介護福祉士国家試験対策におけるカード学習の効果の検討(短報)」中央法規,令和3年4月,介護福祉教育(学会誌)第25巻,第1号p.102-104 著者:石井紀子、赤羽克子、野中和代、倉田郁也
- 「介護福祉士養成施設卒業生に期待される医療的ケアに対する認識の検討」令和元年5月,日本生活支援学会第11回全大会冊子 p.11,著者 石井紀子
- 「介護福祉士を目指す学生の死生観に影響を及ぼす要因(第3報)-臨老式死生観尺度を使用した質問紙調査より-」中央法規,平成30年8月,介護福祉教育No.44第23巻第1号 p.65-71.著者:倉田郁也、赤羽克子、石井紀子、佐藤可奈、野中和代、福沢節子
- 介護福祉士離職理由検討,平成21年12月,聖徳大学研究紀要 短期大学部第42号,著者名:大根静香、長田由紀子、横井雅代、浅岡淳子、瀬戸雅子、石井紀子、伊藤八寿子、小河由美、小林頼子、紙谷順子
- 介護福祉教育におけるディベート討論の試み,平成17年12月,聖徳大学研究紀要 短期大学部第38号 p.13-17,著者名:石井紀子、小河由美、小林頼子、伊藤八寿子、中島恵
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
おすすめの場所は、桜と図書館です。
正門を入る前に見上げると桜の木があり、背筋がシャンと伸びる気持ちです。
図書館は、外の景色を見ながら勉強に臨める環境があり、優雅な気持ちで勉強できます。教員は利用できる機会が少ないので、学生の皆さんがうらやましい限りです。
<メッセージ>
卒業生が社会に出た後、大学での教員との関わりを話すと、仲が良い様子を驚かれるそうです。
聖徳大学は礼儀を大切にしつつも、信頼関係が構築できて様々な話しができる学生と教員の良い関係があると思います。いざというときには、頼りにできる教員がいることを忘れずに、学生生活を楽しんでください。
准教授
宇佐美 尋子
<担当している授業>
「心理学」
心理学の基礎理論を学び、社会福祉への活用を検討します。性格検査や簡単な実験、相談援助の基礎的な実践などを行います。社会福祉学科で心理学?と思うかもしれませんが、1年春学期に開講され、卒業必修科目となります。社会福祉において心の健康に関する学びは大いに役立ちますよ。
<専門・研究分野>
専門領域はストレス心理学です。前職では産業カウンセラー及び精神保健福祉士として、労働者のメンタルヘルスケアを行ったり、適性検査の開発を行っていました。現在は、福祉職のストレス研究やコンピテンシー研究を行っています。学生のコンピテンシー調査を開発したり、ルーブリックを開発しています。
<主な研究業績>
- 「グループワークルーブリックの開発:社会福祉教育における自己評価ルーブリック」、『聖徳大学研究紀要 第32号』、2021年、p.45-51
- 「社会福祉教育におけるコンピテンシーの経年変化―社会福祉教育におけるコンピテンシー評価尺度の開発(2)」、『聖徳大学研究紀要 第31号』、2020年、p.25-32
- 「社会福祉教育におけるコンピテンシー評価尺度の開発(1)」、『聖徳大学研究紀要 第30号』、2019年 、p.15-22
- 「保育者のストレスに関する研究‐女性企業従業員との比較検討‐」、『聖徳大学研究紀要 第26号』、2015年、 p.1-7
- 「0,1,2歳児担当保育者の疲労と子どもの安定‐年齢別集団規模との関連‐」、『子ども家庭福祉学 第15号 』、2015年、p.13-22
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
聖徳大学のおススメの場所は図書館です。明るく広く綺麗です。勉強に集中できる環境が整っています。私もたまに、研究室を抜け出して、図書館で仕事をしたり、ゆっくり本を読んでリラックスすることもありますよ。
<メッセージ>
社会福祉学科にいる唯一の心理学の専任教員として、社会福祉も心理学も学びたいという学生の学びへの欲求を満たしたいと思っています。ゼミでは心理検査や心理療法も学びます。社会福祉学科で、心理学に強い福祉専門職を目指してほしいです。
准教授
向井 智之
<担当している授業>
「ソーシャルワークの基盤と専門職」をご紹介したいと思います。この科目は、2021年度から始まった新しいカリキュラムで、社会福祉士と精神保健福祉士を目指す学生が受講します。社会福祉士も精神保健福祉士もソーシャルワーカーですので、現場で働く際は、ソーシャルワークという支援技術を用いることになります。そのソーシャルワークの基礎的な知識や理念を学ぶのがこの科目です。専門家になるための第一歩ということになります。
<専門・研究分野>
教員になる前は、精神保健福祉士として精神科病院や相談支援事業所で働いていました。その時に、目の前にいるクライエントにどの様に関われば良いのか迷い、ジレンマを感じることが少なくありませんでした。その経験から「ソーシャル・ケースワーク」に関心を持っています。ソーシャルワークの一つです。教員になった理由も、その延長線上にあります。研究を教育に活かしていけるように取り組んでいきたいと思っています。
<主な研究業績>
- 『精神保健福祉援助実習における学生の対人関係能力に関わるスクリーニングテスト作成に関する研究~学生の発達障害に着目して~』、聖徳大学・聖徳大学短期大学部 実践研究、2017年
- 『精神保健福祉相談援助の基盤(基礎)』、弘文堂、平成23年
- 『精神保健福祉援助実習』、弘文堂、平成23年
- 『精神保健福祉援助演習Ⅰ』、弘文堂、平成23年
- 『精神科入院50年を経て退院した事例に関する研究-援助者の「分からなさ」に注目して-』、立教大学大学院、平成16年
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
聖徳大学でのおススメの場所は、学食の「アコール」ですね。7号館の一番上の階にあるので見晴らしが良いというのもありますが、一番はご飯を大盛に出来ることです。この食堂はセルフでご飯をつぐので、遠慮なくたくさん食べられます。私は体重を減らさなくてはいけませんが、手が勝手に大盛にしてしまうぐらい良い学食です。もちろん、おかずもおいしいですよ。
<メッセージ>
福祉の仕事は、人を助ける仕事です。社会の中には、様々な障壁によって生活のしづらさを抱えている人が存在します。しかし、特別な人達ではありません。誰もがその立場になり得るのです。だからこそ、人と人とが支え合える社会が必要だと思います。その為には、目の前で困っている人を可能な範囲で支えることです。“支え支えられる”という表現の方が正しいのかもしれません。皆さんも誰かを助け支える人になってみませんか。
准教授
湯原 裕子
<担当している授業>
養護教諭一種免許状取得に必要な「学校保健Ⅰ」「学校保健Ⅱ」「養護概説」「学校救急看護」「教職実践演習」を担当しています。また「学校救急看護」のスキルアップを目指した「社会福祉学特論Ⅲ」、養護実習看護実習の「実習事前指導・事後指導」、教員採用試験対策講座2年生から4年生まで担当しています。
養護教諭を目指される方とは頻繁にお会いすることになるかと思います。
<専門・研究分野>
保健室や養護教諭の社会的な役割・機能が研究の中心課題です。学校や家庭、社会の中で、生きづらさのサインやSOSを子どもたちは様々な症状や行動で表現します。そのような子どもたちを丸ごと受け止めてきた保健室や養護教諭には、「命や健康を保障し保護する」「心の居場所になり生きる力を支える」「からだや健康のことを学ぶ」場としての機能が求められてきました。
時代とともに、そして子どもの健康課題や学校の教育課題とともに変化する保健室や養護教諭に求められる専門性や独自性について追及しています。
<主な研究業績>
- 「学校救急看護のコアコンピテンシーの検討」、『日本学校救急看護学会15(1)』、2022、p.46ー57
- 「保健室休養中の子どもに対する養護教諭の行動とその意図に関する研究」、『日本学校救急看護学会14(1)』、2021、p.77ー83
- 「心に問題を抱え保健室に頻回来室する児童への養護活動」、『日本養護教諭教育学22(1)』、2018、p.41-49
- 「保健室頻回来室児童への養護活動-頻回の用語の定義に関する文献検討を通して-」、『茨城大学教育学部紀要65』、2018
- 「小学校の傷病者対応における保護者からのクレームに関する研究」、『日本学校救急看護学会10(1)』、2017、p.42-50
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
正門を入って左に進む3号館に向かう道には、鮮やかな緑の木々が立ち並んでいます。緑が映え、すがすがしく気持ちの良い風が吹いています。晴れ晴れとした気持ちになれます。木々にはそれぞれの名前の札がついていますので、是非調べてみてください。
<メッセージ>
私は茨城県の公立小学校で19年間養護教諭として勤務してきました。養護教諭は、医学的そして看護学的な素養を持ちながら教育職として子どもを自分の体の主体者として育てる役割を担っています。子どもの命を守り、成長を支援する、大変責任の重い仕事です。
しかしそれ以上に子どもの発達や成長を目の当たりにでき、自分も育てられ、他には代えがたい喜びが得られる仕事でもあります。
養護教諭を目指す学生、ぜひ一緒に保健室の機能とは何か、養護教諭の専門性とは何かを一緒に考えていきましょう。
准教授
横井 葉子
<担当している授業>
ソーシャルワーク論、社会福祉援助技術演習と実習関連の授業を担当しています。社会福祉士の資格取得を目指す人にとっては必修の授業です。ソーシャルワーク論では、ソーシャルワーク(social work)の歴史、理論、方法や過程を体系的に学びます。それと並行して、面接技術やさまざまな援助の方法を演習の授業で学びます。4年生では福祉の現場で実習し、学んだことを実践し、振返りをします。
<専門・研究分野>
スクールソーシャルワークが専門です。スクールソーシャルワークとは、学校や教育現場で実践するソーシャルワークのことです。学校では、不登校、いじめ、児童虐待、非行などの形で子どもや家庭が抱える課題が把握されます。それらを対象に、教員とともに、関係機関と連携しながらチームで課題解決に向けて支援する専門職をスクールソーシャルワーカーといいますが、私はその効果的な実践や実践能力に関することを研究しています。
<主な研究業績>
- 『スクールソーシャルワーク ハンドブック―実践・政策・研究』、明石書店、2020年(共監訳)
- 「スクールソーシャルワーカー導入における課題と展望―そのはたらきに焦点を当てて」、『健康相談活動学会』第14巻1号、日本健康相談活動学会、2019年、 p.83-84
- 『子どもの貧困対策と教育支援―より良い政策・連携・協働のために』、明石書店、2017年(共著)
- 「A市におけるスクールソーシャルワークのプログラム評価―地域の問題に即した効果の明確化と実践課題の抽出」『学校ソーシャルワーク研究』第10号、日本学校ソーシャルワーク学会、2015年、p.24-36
- 『エビデンスに基づく効果的なスクールソーシャルワーク—現場で使える教育行政との協働プログラム』、明石書店、2015年(共著)
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
場所は、図書館の6階が好きです。先日、「世界の美しい本屋さん」という豪華な写真集を見つけました。世界各地のおしゃれで素敵な本屋さんがたくさん紹介されていました。
聖徳大学のすごいところは、「ピーターラビット」や「不思議の国のアリス」の初版本など、価値ある児童書のコレクションを多数所蔵しているところだと思います。仕事の合間に展示を見ていると、魅了されて時間を忘れてしまいます。
<メッセージ>
私は、高校3年生で英文科に進もうと思って大学案内を見ているときに、その大学に「社会福祉学科」という学科があるのを見つけて「これだ!」と思って第一志望にしました。学生時代は障害を持つ子どもと遊ぶボランティアに熱中し、子どもたちから多くを学びました。この道を選んで本当によかったと思っています。ソーシャルワークに関心のある方、特に学校やスクールソーシャルワーカーに関心のある方、ぜひ一緒に学びましょう!
講師
久米 知代
<担当している授業>
私は主に、社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験の受験資格を取得するための科目を担当しています。具体的には「障害福祉論(Ⅰ・Ⅱ)」「就労支援論」「精神障害者の生活支援システム」「精神保健福祉の理論と相談援助の展開(Ⅱ・Ⅳ)」「精神保健福祉援助演習(専門)(Ⅱ)」、そして精神保健福祉士の実習指導と実習です。
2年に1度程度の頻度で全学共通の教養科目「心とからだの美的本質を追求する(スポーツ領域)」も担当しています。
<専門・研究分野>
私の研究の根幹は「精神障害者の地域生活を豊かにするための地域づくり」です。元々体育会系だったこともあり、精神障害者の「ソフトバレーボール」「フットサル」等のスポーツの普及活動に関わり、スポーツがもたらす精神障害者への効果を研究しました。
その後は芸術活動に領域を広げて、現在は埼玉県で「ココロのあおぞら音楽祭」に携わり、スポーツとは異なる効果を検証しています。
一方でここ数年は、アルコール依存や薬物依存だけでなくスマホ依存やゲーム依存に関係する諸団体に所属し、依存症や依存症者に対する偏見除去や知識の普及啓発活動のあり方を研究しています。
<主な研究業績>
- 『依存症支援におけるソーシャルワーカーの立ち位置への問いかけ~制度に翻弄されない人材育成の課題~』、『ソーシャルワーク実践研究』第13号、ソーシャルワーク研究所、2021年3月、p.15-30
- 『アルコール関連問題及びアルコール依存症等に関する「専門職教育」の実状調査(文献研究)、精神保健福祉士、介護福祉士』、厚生労働省 令和元年度障害者総合福祉推進事業 『第Ⅰ期アルコール健康障害対策基本計画における対策の取組状況及び効果検証に関する研究』研究報告書、2020年3月、p.69-82
- 『精神保健福祉援助実習における学生の対人関係能力に関わるスクリーニングテスト作成に関する研究~学生の発達障害に着目して~』、聖徳大学・聖徳大学短期大学部実践研究 第2号、2017年3月
- 『地域で生活する精神障がい者へのフットサルの普及活動とノーマライゼーション』、日本スポーツ精神医学会、スポーツ医学会第9巻、2012年8月、p.31-37
- 『当事者の活躍機会拡大に向けた試み~平成20年度までのまとめ~』、埼玉県立精神保健福祉センター・埼玉県立精神医療センター、『埼玉県立精神保健福祉センター・埼玉県立精神医療センター研究紀要 通巻第20号』、2010年12月、p.1-3
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
私もたまにしか行けない場所ですが、お薦めしたいのは『7号館8階(最上階)の学食「アコール」』。心の余裕がなくなっている時に、ここで「独りランチ」をします。2時間目が終わる12時過ぎは混むので少し早めに行きます。お薦めの席は窓際。お天気が良ければスカイツリーも見えるほど眺めが良くて癒やされますよ。
私が聖徳大学の教員になって最初に驚いたのは、挨拶を交わす時のお辞儀のタイミングでした。学生が「小笠原礼法」を学んでいるからなのですね。挨拶を言うのと同時にお辞儀をするのではなく、しっかり挨拶の言葉を伝えた後でお辞儀をする…。社会人になっても通用するマナーの基礎を、在学中に「教養」として学べることは、聖徳大学の特徴であり魅力だと思っています。
<メッセージ>
私は学生の皆さんより早く生まれ、その分長く「勉強」していますから「先生」ですが、知らないことは沢山あります。依存症の研究を進める中でも、「依存症予防教育アドバイザー」や「飲酒運転防止インストラクター」等の研修を受講し民間資格を取得して、当事者の声に耳を傾け、一緒に啓発活動して学び合っています。大学の授業も同じです。私は「先生」として知識の提供をしていますが、学生の経験や考え等を話してもらう事で、更に英知が高まっています。
COVID-19の蔓延でオンライン授業を余儀なくされ、思うように対面授業が実施できない中でも、コミュニケーションのあり方を工夫することで、互いに知り合い分かり合えることが分かってきました。この先もCOVID-19がどのように終息するか分かりませんが、一緒に乗り越えられるように、これからも頑張っていきましょう! よろしくお願いします!
講師
進藤 浩子
<担当している授業>
1年生には、健康について様々な視点から考えていく「健康科学」。2年生には、養護教諭の職務の特質を生かした「健康相談活動」や、学校での救急処置について学ぶ「学校救急看護」。これらは、養護教諭の必修科目になります。また、「社会福祉学特論Ⅲ」「教職実践演習」や、養護実習の「事前・事後指導」と教員採用試験に向けての「対策講座(2・3・4年)」なども担当します。
<専門・研究分野>
養護教諭の職務や、学校内外の連携における養護教諭の役割を課題としています。特に、疾患や障害のある子供への支援について追究してきました。保健室だからこそできるかかわり、そしてチーム学校の一員としての養護教諭。子供の心身の成長に携わる専門職としての可能性を考えていきたいです。
<主な研究業績>
- 「地震発生時の災害対応力向上のために -災害リスクコミュニケーションを取り入れた研修プログラムの作成と評価-」 、第65回千葉県養護教諭会研究発表会、2020、p.50-65
- 「子どものサインに早期に気づき関わる教育相談 一教育相談的気づきに着目して一」、『学校教育臨床研究 第2号』、2020、p.43
- 「胸郭異常の子どもの心身を考慮した養護教諭の支援行動の検討」、『調査研究ジャーナル Vol.8(2)』、2019、p.153
- 「小中高の養護教諭が連携した性教育」、『健』、2018.7
- 「保健主事に関するアンケートより」、『千葉県高等学校教育研究会養護部会会報』、2012.5
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
カフェ リュミエールは、パンがおいしいですし、ガラス張りの明るい店内や、自然を感じられるテラスなどもあり、おすすめです。
<メッセージ>
私は、千葉県の高等学校や中学校で養護教諭をしていました。子供の命を守るということは重く大変なものですが、生徒や保護者、同僚その他多くの方とのかかわりの中で、大変さに優る素晴らしい経験ができ、養護教諭はやりがいのある素敵な仕事だと実感していました。そんな醍醐味を学生の皆さんに伝えながら、一緒に「養護」について深めていきたいと思います。
助手
守屋 美佑
<自己紹介>
初めまして。社会福祉学科助手の守屋美佑です。
私は今年の3月(令和6年)に聖徳大学 社会福祉学科 養護教諭コースを卒業しました。
主に、社会福祉士と精神保健福祉士を目指す学生の授業・実習のサポートや事務局との連絡、社会福祉学科全体の行事等をお手伝いしております。
<学生時代の思い出>
学生時代の思い出は、海外研修でニュージーランドに行ったことです。
ホームステイ先での現地の人々との交流、マオリ族のダンスショーを鑑賞しながらいただく郷土料理、日本では見ることのできない広い大地と、山々等の豊かな自然や広い高原の中にいる無数の羊。現地でしか体験することのできない驚きや発見が沢山あり、日本とニュージーランドの文化の違いを肌で感じる経験となりました。
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
私の大学のおススメの場所は、学内にあるパン屋「麥乃」です。麥乃の塩バターパン、メロンパンや明太フランスパンなど、どれも絶品です!その中でも、特に私の一押しは、見た目も楽しめる季節に合わせたフルーツサンドです。パンに、毎シーズン変わる旬のフルーツと重く甘すぎない、絶妙なバランスの生クリームがたっぷり挟まれていて幸福感に満たされます。天気が良い日には、パンをお店の前のテラスで食べることで午前中の疲れが癒され、午後の活力となります。ぜひ、皆さんもご賞味してはいかがでしょうか。皆さんのお気に入りのパンを見つけたら教えてください!
<メッセージ>
私が考える聖徳大学の魅力は、「自分で選択して自分の興味について学びを深められる自由さ」と「担任のいるクラス制」の2つです。1つ目について、私は在学している時、社会福祉士と養護教諭の免許取得を目指しながら、心理学系ゼミに所属していました。この大学は、幅広く自分自身の興味について学ぶことができる大学です。2つ目について、何か困ったことがあれば、すぐに相談に乗って下さり、行事やクラスのイベント事に本気で取り組む温かい先生ばかりです。また、友人関係では4年間を通じて共に同じ資格の取得を目指し、卒業しても繋がりが絶えない戦友とも呼ぶべき学友ができます。
ぜひ、聖徳の機能を活用して自分自身の興味ある分野を学んでください。皆さんの学生生活が充実したものとなるように全力でサポートしてまいります。学内で見かけたらいつでも声を掛けてください!
助手
渡部 葉月
<自己紹介>
こんにちは。4月より社会福祉学科助手となりました、渡部葉月と申します。
令和6年3月に聖徳大学社会福祉学科養護教諭コースを卒業し、養護教諭一種免許とピアヘルパーの資格を取得しております。
主に養護教諭コースの授業と実習関係の補助や、学生対応、さらに社会福祉学科全体の行事等のサポートを行っております。困ったことや不安なこと分からないことなど、お気軽に声をかけてください。
<学生時代の思い出>
学生時代は、授業が始まるまでの時間が好きでした。
友人と他愛のない話をしながらお菓子を食べたり、授業内で小テストがあるとみんなで「どこが出るかな」とワイワイ勉強したりしていました。そこに授業担当の先生方が様子を見にいらして、さらに会話は弾んだりと、非常に暖かい空間でした。
新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けたからこそ実感できる、人と人との繋がりの大切さは養護教諭を目指す上でよい学びとなりました。
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
聖徳大学の魅力は「聖徳教育」にあると考えます。本格的な茶室や礼法室で授業を行う小笠原流礼法や、世界的なアーティストによる一流のパフォーマンスを感じられるシリーズコンサートなど、聖徳ならではの学びを得ることができます。
また、おススメの場所は図書館の8階です。初めて訪れたときは大きな窓やソファ、勉強できる机など、落ち着いた空間に心が穏やかになりました。あの場所で勉強をしていると、とても捗っているような気分になります。いえ、捗りました!
<メッセージ>
聖徳大学社会福祉学科では高校までとは違い、科目を超えた多種多様な学びの中で様々な人と出会い成長していく場所であり、一方で将来に対し、不安を感じやすい場所でもあると思います。多くの可能性を秘める皆さんが、充実した素敵な4年間を送れるように、未熟ではありますが全力で支えてまいります。
よろしくお願いいたします。
助手
和田 早織
<自己紹介>
こんにちは。社会福祉学科助手の和田早織です。
私は、聖徳大学社会福祉学科介護福祉コースの卒業生です。卒業後は、介護福祉士として介護現場、教育現場に勤めておりました。
主に皆さんの実習関係や事務局との連絡、社会福祉学科全体の行事等をサポートしております。学生生活などで分からないことがあれば、気軽に声をかけてくださいね。
<学生時代の思い出>
学生時代の思い出は、生活支援技術という演習科目です。生活支援技術では、ベッドメイキング、食事介助や排せつ介助、入浴介助等を学びます。特に、苦手な介護技術を克服するために、先生方の𠮟咤激励を受けながら介護実習室にて練習していました。
そして、聖徳大学を卒業して10年以上経ちますが、介護福祉士として介護現場、教育現場に勤めることができたのも、「恩師の言葉」があったからです。
聖徳大学は学生時代だけでなく、卒業後も先生方との交流もあり、困った時など相談できる場所でもあります。
<聖徳大学の魅力・おススメの場所>
聖徳大学の魅力は、学園歌にもございます、「学び育てる 聖徳学園」の一節のとおり、自分が取りたい資格に向けて学科の先生、大学全体で支援しております。そして、4年間の大学生活にて経験できること、挑戦できる場所を提供しているところです。
おススメの場所は、学生時代に通った正門から3号館へ向かう道です。四季折々を感じられる場所であり、木々から差し込む木漏れ日が心を穏やかにしてくれます。
皆さんも、自分のお気に入り場所を見つけてみてくださいね。
<メッセージ>
福祉の仕事は、ただ高齢者や障がい者、子どもたちのできないことを支援するのではなく、その人たちが望む生活を実現するために必要な支援をしていきます。その支援に必要な知識や技術を聖徳大学社会福祉学科の講義や演習、実習を通して学ぶことができます。
私自身、未熟なところもありますが、精一杯皆さんの大学生活をサポートしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。