助手和田のつぶやき no.4
23.09.20
こんにちは 社会福祉学科助手の和田です。
先月に続きまして、「助手和田のつぶやき」を閲覧していただき、ありがとうございました。
9月に入り、秋学期がスタートしました。お彼岸を告げる花が咲いても、厳しい暑さが続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
9月18日は、「敬老の日」でございました。
敬老の日は、老人福祉法の改定によって9月15日となっています。ですが、祝日法改正(いわゆるハッピーマンデー法)によって、2003年から「敬老の日」は9月の第3月曜日となりました。
では、「敬老の日」が9月15日の由来は、593年に聖徳太子が身寄りのない老人や病人のための救護施設「悲田院」を設けた日や、「養老の滝」伝説にちなみ、農閑期の9月15日に敬老行事が開催されたからだといわれています。ですが、諸説あります。(参照:敬老の日 – Wikipedia:2023年9月20日閲覧)
当時、私が勤務してていた高齢者施設では、敬老の日というと季節行事(レクリエーション)を行っていました。
9月は、十五夜の季節でもあるので、ご利用者と一緒に月見バーガーを作ったり、お月見飾りなどを作成しました。
🌙月見バーガー🌙と聞いて、「ご利用者の方は召し上がるのかな?」と思われた方もいらっしゃると思います。
ですが、利用者一人ひとり介護スタッフと一緒にホットプレートでハンバーグや目玉焼きを焼いたり、サラダに必要なニンジン等の野菜を包丁で切ったりと準備する姿が見られました。
途中、つまみ食いをするご利用者もいましたが、無事に企画を終えることができました。
私が一番嬉しかったことは、「テレビでしか見ることができなかったけど、今の若い子たちが食べている物を味わうことができた良かった」、「入居してから包丁を持っていなかったけど、まだ上手に使えるわ」など楽しい声や嬉しい声を聞くことができました。
この企画を実施する際は、現場スタッフだけでなく、相談員、看護師、管理栄養士の方たちと連携し、事前準備だけでなく、火傷や窒息などの事故がないようにリスクマネジメントを心がけました。
高齢者施設等に入居されてしまうと、季節行事と疎遠になりがちと思われますが、そんなことはありません🎶
現場にいるスタッフの方たちが季節感を取り入れたイベントを考えて、利用者の生活意欲へとつなげています😊
介護福祉コース3年生は、2月から約4週間の介護実習が始まります。そこでは、介護過程の展開だけでなく、レクリエーションの企画なども実施していきます。
実習先でどのようなレクリエーション(行事)などが行われているのかを見学して、自分の技術にしていってください⭐
厳しい暑さも終わりが見えてきましたが、天候などが安定せず、体調を崩しやすいことと存じます。
皆さま、どうぞご自愛くださいませ。
文:和田早織(助手)