心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

【海外研修5日目】南島から北島へ❗ファームステイ、スタートです🎶

24.02.10

Kia ora!
本日も、ニュージーランド研修の様子をお伝えしていきます。

本日は、南島から北島へ移動の日です。
朝、ホテルを出発したら、ダニーデン空港へ向かいます。3日間お世話になったガイドさんとバスの運転手さんに別れを告げ、北島のオークランド空港まで2時間弱のフライトです🛫

運転手さん、ありがとうございました!(^^)!

オークランドに到着すると、夏の空気に驚く学生たち。北はやはり暑いです。やっと南半球の夏を体験できました。
北島では、現地のガイドさんが変わります。はじめましてのご挨拶をして、バスに乗り込みました。

まず、空港近くのホテルでビュッフェランチ。フルーツやチキンカレーが人気でした。


昼食後には、同じホテルのバンケット内で、講演がありました。
講師は、ニュージーランドで介護士として働くMariko Sumnerさんです。社会福祉学科では、介護福祉士の養成も行っています。
また、他の職業を目指している学生にとっても、社会福祉学科で学んだ強みを生かしたキャリアを積んでいってほしいと考えます。
本日の講演内容は、社会福祉学科ならではの深い学びを得ることができました。

ニュージーランドで介護士として働くまでの学びや就職について、コロナ禍のロックダウンの様子ニュージーランドの介護の仕組みや国の支援など、様々な日本との違いを知ることができました。
介護について、「ニュージーランドは医療の延長、日本は生活の延長」という言葉が印象に残りました。
質疑応答では、多民族国家であるニュージーランドの介護の苦労や、クライエントの尊厳を守るために具体的に気をつけていることなど、多くの質問がありました。
学生からは、「マリコさんのお話を聞いてニュージーランドと日本では介護の制度がどのように違うのかを知ることが出来た。人手不足である介護士の負担を減らすためにそれぞれ担当業務が決まっていることはとても効率が良いと思った」、「ニュージーランドの介護について、日本と似た問題もあるけれど、基本的にはシンプルな仕組みでスピーディな対応をしている点で日本よりも現状優れているような印象を受けた」、「日本にはまだ不十分なレスパイトケアもニュージーランドでは取り入れていることがわかった」との感想がありました。

講演後は、いよいよファームステイです。
ホストファミリーとの待ち合わせ場所、ケンブリッジまでバス移動します。
迎えに来てくれるホストファミリーとの出会いに、学生たちは笑顔だったり不安だったり…。様々な表情をしていますが、何とか英語で挨拶をして出発していきました。
本日は、Aクラスの皆さんの出発の写真をご紹介します。

ファームステイでは、学生から「最初は緊張して不安だったけど、子供たちともすぐに仲良くなれてとても良い経験になっていると実感している。ホストファミリーは、私たちがすぐ慣れるように明るく優しい雰囲気でおもてなしをしてくれてすごく心が癒された」との感想がありました。

グループの学習課題についても、「私たちの班は、ジェンダーを学習課題にしているので、まだ本格的にジェンダーについて深めることは出来ていないが、今日の介護のお話を聞いて、誰に対しても尊厳を忘れずに接するところは、介護職に関わらず、ジェンダーの平等に対しても言えることだなと思った」など、毎日の経験から学びを得ている様子が伺えます。

明日は一日、ホストファミリーと過ごします。
再集合は明後日の朝です。
一回り成長した皆さんにお会いできるのが楽しみです😊

(文責 進藤)

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