心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

演習+実習指導=社会福祉実習

23.11.06

こんにちは。社会福祉学科豊田です。

今日は、社会福祉コースで社会福祉士を目指す学生の皆さんが、具体的にどのような学習をしているのか、特に社会福祉の現場について学ぶための「社会福祉援助技術演習(演習)」と「社会福祉援助技術現場実習指導(実習指導)」、そしてこれらと関連付けた形で実施されるの「社会福祉援助技術現場実習(学校によって呼び名は異なります。一般で言われる実習です)」の3つの授業科目の関連性について紹介します。これは本学社会福祉コースの大きな特徴となっています。

社会福祉士の受験資格を取得するには、どの養成校に行っても必ず「現場実習」の実施が義務付けられています。そこで学ばなければならない事項はもちろん、どの学校でも共通していますが、その方法は養成校(主に大学)によって異なっています。そして、いきなり実習に出ていくことはもちろんいたしません。そこでの学びが充実するように、実践場面を想定した各種の技術や知識を学ぶ「演習」と、実習の仕組みや実習先での具体的な内容を学ぶ「実習指導」の2つを、実習前(事前学習)と実習後(事後学習)として学習することになります。これらすべてを習得して、初めて「実習」を履修したという形になるのです。

本学社会福祉学科では、社会福祉士養成におけるカリキュラムの考え方として、この演習と現場実習、および実習指導の3つのカリキュラムを一体的なものとして捉え、実施しています。具体的には、社会福祉士養成カリキュラムは 毎年3年次より開始し、4年次卒業までの2年間をかけて履修していくことになりますが、その位置づけと特徴として、

(1)学生は演習と場実習指導について、同じ教員の授業を受講します

(2)演習は担当教員(分野ごと。高齢、障害者、児童、地域など)に分かれた演習になり、実習先もこの演習の分野に応じて決まります。現場実習中の巡回指導等についても、担当教員が引き続き実施します

(3)実習のクラス編成については、将来学生が就職を希望する分野や学んでみたい分野ごとの編成にし、学生は希望するクラスを自分で選び、受講することになります

つまり、本学社会福祉学科では、実習についての学びを、自身が進みたいと考えている分野の教員について、これら3つの科目を同じ教員と専門的に学ぶという事になります。こうすることによって、〇学生は自らのキャリアを想定しながら、必要な専門知識、技術、実習を行うことができる、〇学生支援の観点から、一人の教員によって担当する学生の能力等をふまえ、実習前・中・後のスーパーバイズが行なえる、さらには〇一人の教員が演習から実習指導、実習巡回指導の一貫指導を行うことによって、学生のソーシャルワーカーとしての質の向上に深く関与することができる、などの特徴を出すことができるのです。

本学の社会福祉学科が、教員と学生の距離が近く、アットホームな関係が築かれていると評価いただいているのは、こうした学びの特徴があることも、関係しているのではないでしょうか。

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