心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

熱中症にご注意ください

23.07.18

こんにちは。養護教諭コースの進藤です。毎日暑い日が続きますね☀この3連休も猛暑でした。このような中、テレビでは夏の高校野球地方大会が放送されています。楽しみに観戦しておられる方も多いのではないでしょうか。

私は、聖徳大学に着任する前、主に高等学校で養護教諭をしていました。その間、吹奏楽部の副顧問だったことも多かったので、野球応援の引率を何度も経験しています。そして、私が引率した時には熱中症の生徒を一人も出したことがないのが密かな自慢です。

熱中症のような“予防できるもの”は、発症させないことが一番です。環境省は、予防法として日傘・帽子、涼しい服装、水分をこまめにとる、暑いときには無理をしない、日陰を利用、こまめに休憩などをあげています。

これらの対策をした上で、私の秘密兵器(!?)は『霧吹き』です。霧吹きで水をかけると冷たくて気持ちいいから…というわけではないのです。

霧吹きでかけた水が蒸発する時の気化熱が、皮膚の熱を奪い体温を下げてくれます。ですので、ポイントは、“素肌”にかけて“うちわなどであおぐ”ことです。ちなみに、私は園芸用の加圧式噴霧器(2~3千円くらいで買えます)をMy霧吹きとして持っていました。

このように、どんな手当にも根拠があります。養護教諭コースの学生は「学校救急看護」の授業で、手当の根拠となる知識を学んでいます。毎回小テストもあり、覚えることが多く大変ですが、子供の命を守るためです。安心して手当を任せられる養護教諭に育ってほしいと願っています。

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