心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

📢 Pick up注目の新科目:社会福祉学特論Ⅱ

22.11.10

 この社会福祉学特論Ⅱの授業は今年度初めて開講された授業です。
社会福祉学科の学生は、自分が目指す資格のことは専門的に勉強していても、学科内の他の資格のことはよくわからない…ということがあります。卒業し、地域社会の中で専門職として働きだしたとき、実は一緒に学んでいた友達の資格の専門職と一緒に連携して働いている…ということがあります。
 現在の地域にある社会問題はいろいろな専門職が連携して問題解決にあたることが少なくありません。それを疑似体験し、学生のうちからイメージトレーニングし、専門職の卵として自分をブラッシュアップする。自分の勉強している知識や技術がどこまで通じるのか(頭でわかっているのとできるのは違うから)を感じてほしい。実際の授業内容の修得もさることながら、連携力や企画力、調整力など対人援助の専門職には必要な能力がたくさんあります。それを実践的に身につけるプラスアルファの授業がこの科目(学科内フィールドリンケージ)です。
 またコロナ禍、人との接点も少なくなり、学生もフィールドでの実践の機会が少ない期間が長くなったので、実際の地域やそこで生活する人たちと接してもらいたいそんな願いから始まった授業でもあります。

 秋学期の15回を使って、地域を知り、ニーズを見出し、解決の糸口の企画を考えて実践、その成果を発表(シンポジウムで地域の方と考える)します。 

 今回のこの授業企画は、なんといっても地域の皆様の協力があって成り立つもので、今年は、常盤平団地の皆様、UR都市機構様、大学の教職員の皆様の協力で成り立っています。また、授業の受講学生だけで足りないマンパワーを有志学生のボランティアで募ります。

 この科目がどんな風に着地するのか。学生たちがどう成長していくのか半年間目が離せません。

 

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