看護実践力を高める3年次の実習(Part3)急性期看護実習
20.12.29
2020年がもうすぐ終わろうとしています。今年は、新型コロナウィルスに翻弄された1年でした。日々、ケアに向き合う看護職・医療職のみなさまに、心より感謝申し上げます。
コロナ禍のため臨地で実習を行うことが制限されるなか、3年生は日々、学内実習に取り組んでいます。今回は、手術を受ける人の看護を学ぶ急性期看護の実習を紹介します。
手術を受けた人は、身体に手術の痕(傷)ができ、たくさんの管が入ったり、身体の状態が変わりやすいため、注意深い観察が必要です。傷ついた身体の回復についての理論をふまえ、今、どのような状態か、今後どのような状態になる可能性があるかを考えます。そして、順調に回復するために必要な看護を考え、実践します。少人数グループに教員1名がつき、手術前から退院するまでの看護を徹底的に学習することで、学生の思考力は確実に高まっています。
受験生のみなさん、2021年がみなさんにとって、幸多き1年になりますように、心からお祈りしています。