【講義紹介】母性看護学援助論 演習「沐浴(もくよく)」
19.07.01
生まれたばかりの新生児(赤ちゃん)をお風呂にいれることを沐浴といいます。
現在も沐浴という言葉が用いられていますが、もともとは宗教用語で、
産道を通り血液が付着した新生児の穢 (けが) れを除くための清浄儀礼とされています。
新生児の新陳代謝はとても盛んです。
そのため、皮膚のかぶれや湿疹を予防するために沐浴が必要となります。
そして、言葉を発することのできない新生児のために、私たちは注意深い観察力を養い、
声にならない訴えに耳を傾けていくことがとても大切です。