看護学部・看護学科 │ 聖徳大学

次のステージへ  (新年のご挨拶)

22.01.01

明けましておめでとうございます。

2022年が始まりました。2020年から2021年は世界中の人々が混乱と悲しみと不安に閉じ込められた時間の中にありました。それでも私たちは感染の恐怖に怯えながらも人との距離を取りつつ交流し、工夫して生活を送ってきました。今年はこの長い時間の中で見出した新しい生活様式に磨きをかけて、教育と研究に専念したいと願っております。

看護学部の学生たちは国家試験合格後に最前線の保健・医療の現場で活躍することになります。昨年は卒業生の幾人かからコロナ病棟で看護をしているという話を聞き、胸が詰まる思いを何度か経験しました。その時、今から170年程前にクリミア戦争での傷病兵への看護で有名となり、その後イギリスの保健医療に多大な貢献をした看護の祖であるF. Nightingaleの活躍を思い起こしました。どんな時にでも看護は希望の光となれます。今年卒業する学生たちも困難の嵐の中のスタートとなるでしょうが、彼女らの前途は洋々と開かれています。どんな時代でも、どんな場所でも、寛容で、凛とした看護師として歩んでほしいと願っています。

(写真はコロナ感染前のロンドン市街)

2022年はこれまでの混沌とした状況から、新たなステージに向かう時間であってほしいと切に願う次第です。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

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