看護学部 最後の実習です~統合実習~
21.09.24
看護学科4年生は、大学生活最後の実習「統合実習」に励んでいます。
そのうちの1つ、シミュレーショントレーニングをご紹介します。
今回のシミュレーショントレーニングでは、
“複数の患者さんを受け持ったとき、どんな順番で、何を観察し、どのように看護する?”
ということを考えていきます。
この日は、学内と自宅にいる学生たちをオンラインでつなぐハイブリッド実習でした。
患者さんの訴えに耳を傾け、観察し、いま必要な看護は何かを考えて、実践します!
時には、頭が真っ白になり、動揺することもあります。
でも、みんな真剣に、患者さんに向き合っています。
実施後は、自分たちの看護実践について振り返ります。
オンラインで参加した学生も積極的に意見を述べ、学びが深まるディスカッションでした。
以下、4年生の学生さんの感想を紹介します。
「セッション後に振り返りをすることで、自分の行った行動、援助をもう一度振り返ることができ、なぜその援助を行なったのか、それは適切な優先順位だったのかをもう一度確認することができ、深い学びとなりました」
「患者さんに一番求められていることを実践するには、多くの視点が必要であるとあらためて思いました。患者さんの一番近くに存在する看護師としてその方にあった看護を考えることは凄く難しいです。しかし、シミュレーショントレーニングを実践することで、身についたことや気づいたことが沢山ありました。この経験を、将来に活かせるように明日からも頑張ります!」
オープンキャンパスでは、シミュレーショントレーニングで使用する高度なシミュレーターに触れることが可能です。ご興味のある方はぜひご参加ください。