音楽教員を目指す人へ 〜「音楽療育」を学ぼう!~
21.11.25
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高校生の皆さんの中には、音楽の先生になりたいと思っている方がいらっしゃるでしょう。そんな方にぜひお読みいただきたい!と記事をお寄せくださったのは、音楽療法メジャーの廣川恵理先生です。
え? 音楽療育ってなに? 音楽教員になるお話を、音楽療法の先生が?
そうなんです。さっそく始めましょう。
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こんにちは!音楽療法担当の廣川恵理です。
最近の学校では、特別支援教育の知識を持った教員が求められていることを、皆さんならきっとご存知ですね。すでに、障害児対象の音楽療育や音楽療法に興味をもっている方もいらっしゃると思います。音楽療育とは、障害をもつ子どもさんに音楽を用いて関わり、治療的で教育的な活動をすることです。聖徳大学音楽学部では、音楽療法士の資格を取らなくても、関連科目を履修して障害をもつ子どもさんに対する音楽の使い方を学ぶことができます。特別支援学級/学校での授業にきっと役立ちますよ!
音楽療法では、素手で叩く楽器、かしげるだけで音が出たり、強く叩かなくても音が出る楽器、いろいろな音色の楽器などを使用します。写真は、ジャンベ、オーシャンドラム、ミュージックベル、バウロンです。
<こんな楽器を使います>
授業では、これらの楽器で即興演奏する練習をしたり(写真左上)、ドラムサークルという方法で合奏したり(中)、対象者の反応を引き出すような楽器の使い方を学んだりします(右下)。
こちらはスカーフを使ったセッションの練習。スカーフの色と同じ色の楽器を鳴らすことで、色の識別や集中力を養います。
<スカーフと同じ色の楽器はどれかな?>
<実習の一場面>
音楽療法士の資格を取る人は、上の写真のように実習でさらに経験を積みますが、音楽療法関係の授業を履修するだけでも、特別支援教育への意識を高め、音楽を使う知識や技能を習得することができますよ。
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なるほど〜。
教員志望の皆さんに音楽療法の先生がお伝えしたかったのは、こういうことなのですね。
これは、「コース」ではなく「メジャー」というゆるい仕切りの音楽学部だからこそできること。1歩リードして、ライバルに差をつけましょう!
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