長い伝統を誇る「吹奏楽の夕べ」が開催されました
20.01.29
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去る1月15日、シリーズコンサート「山本正人記念 第36回 聖徳学園 吹奏楽の夕べ」が開催されました。
聖徳学園では大学・短期大学部の他に小学校や、吹奏楽コンクールなどでは地域の強豪としても知られている2校の中学校・高等学校においても吹奏楽が盛んです。
「吹奏楽の夕べ」では、我が国の吹奏楽の父と慕われ、聖徳大学で教鞭をとっておられた故 山本正人先生の遺訓を受け継ぎ、小学校から大学まで、そしてプロフェッショナルの講師陣が一堂に会し吹奏楽で競演することが伝統となっています。
第1部では附属小学校、附属女子中学校・高等学校、附属取手聖徳女子中学校・高等学校が各校先生方の指揮のもと、若々しい演奏を繰り広げました。音楽学部の学生も、舞台袖で小中高の生徒たちの演奏に釘付けです。各校の素晴らしい演奏には大きな刺激を受けたようでした。
第2部では、大学生たちの演奏に続けて、第1部に引き続き聖徳シンフォニックバンドの迫力ある演奏が繰り広げられました。大学生の演奏には音楽学部の学生だけではなく、児童学部や文学部など、他学部の学生も参加することができます。日頃はそれぞれ違う夢を追う同士ですが、本番に向けて一緒に頑張ってきました。
さらに大学生の演奏では、貴重な体験がありました。なんとプロフェッショナルの演奏家の方々も、各パートに入って助演してくださったのです。
プロフェッショナルと共演する贅沢な経験をし、その音やテクニックを間近に聴いたことは、学生達の大きな成長の機会になったようでした。
参加した学生たちからは、次のような感想が聞かれました。
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「プロの方と練習、演奏をして、改めて吹奏楽を好きと実感しました。またもっと上手く演奏できるように練習していきたいと思いを新たにしました」(人間栄養学部 Kさん)
「先生方の音を近くに聴き、勉強になるいい機会となりました」(音楽学部 Iさん)
「10年以上にわたる吹奏楽人生最高の締めくくりとなりました」(音楽学部 Sさん)
「本番という環境で、自分の力を100%発揮する難しさを改めて味わうことができました」(文学部 Tさん)
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音楽を愛好する者同士が音楽を通して協力し合い、ひとつのステージを作っていくという新鮮な体験は、総合大学である「聖徳ならでは」のものと言えましょう。
アンコールではこの時期ならでは、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでおなじみ「ラデツキー・マーチ」が演奏され、ご来場のお客様たちの手拍子も盛りあがりました。
✿お問合せ:聖徳大学音楽学部事務室 Tel. 047-703-0111
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