音楽学部 │ 聖徳大学

2つの「新人演奏会」でピアノの卒業生が見事な音楽表現を披露しました

19.05.08

4月9日のブログでお知らせしましたように、2つの「新人演奏会」に、演奏学科ピアノ専修を3月に卒業した水野沙六花さんが選ばれて出演しました。

4月20日(土)、日本ピアノ調律師協会主催の「第20回新人演奏会」が、東京文化会館小ホールで行われました。関東の音楽大学等の代表者が出演するなか、聖徳大学の水野さんはプーランク作曲「ナゼルの夜会」を見事なタッチで聴かせてくれました。

また、大型連休も終わりに近づいた5月4日(土・祝)には東京文化会館大ホールにて、読売新聞社主催の「第89回新人演奏会」が開かれました。この演奏会は1930年に始まった権威ある演奏会で、日本全国の音楽大学や音楽学部を卒業した優秀な学生が、新人の登竜門としてここから巣立っていきました。

この日は2303名を収容できる大きなホール。多くの若い演奏家がその大きさに飲み込まれてしまいがちです。しかし、プーランク作曲「ナゼルの夜会」を演奏した水野さんは、その広さを物ともせず、美しい伸びやかな音で自分の音楽世界を表現し、満場の拍手を受けました。

現在、水野さんは聖徳大学大学院へ進学し、さらなる研鑽の道を歩んでいます。この新人演奏会への出演という貴重な体験が、水野さんの大きな飛躍への糧となることでしょう。

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水野沙六花さんから、感想が届いています。

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この度、伝統ある二つの新人演奏会に出演させていただきました。例年、素晴らしい先輩方が御出演されてきたこの憧れの演奏会に、今年は自分が立つことができたのだと思うと感慨深いです。

小ホールと大ホール、それぞれで演奏させていただきました。特に大ホールではその大きさに最初は圧倒されたものの、本番では自分らしい演奏をすることができ、心から音楽を楽しむことができました。それぞれのホールの音の響きや広がり方の違い、舞台の空気感、浴びるような拍手はどれもとても気持ち良く、幸せな時間でした。[下に続く>>]

終演後の水野沙六花さん。ピアノの森島英子先生(左)、演奏学科長の島崎智子先生と一緒に

本番までの期間は責任や緊張、不安など自分との闘いで、苦しい時もありましたが、この経験を通じて多くのことを学ばせていただきました。舞台からみた景色や、自分の奏でた音色は一生忘れられない宝物です。

またいつかこの舞台で演奏することができるように、よりよい音楽を届けられるように、まだまだ成長していきたいと思います。応援し支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。

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*お問合せ:聖徳大学音楽学部事務室 Tel. 047-703-0111

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「音楽学部の新しい学び」シリーズ

新しい学びの詳細は こちら にまとめてあります。

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