近づく「第九」公演~「マエストロ稽古」が行われました~
18.11.22
ベートーヴェンの交響曲第9番と言えば、日本の年末の風物詩となっています。
本学でも「第35回聖徳学園第九の夕べ」が12月11日(火)、聖徳大学川並香順記念講堂で開催されます。
合唱には、音楽学部の1年生をはじめとする学生たちが参加します。指揮と独唱は音楽学部の先生方、オーケストラは日本の最高峰のオーケストラ、東京交響楽団です。
公演がかなり近づいた11月22日(木)、本番の指揮者である山本真先生による稽古、いわゆる「マエストロ稽古」が行われました。
この日の練習には、合唱メンバーに加わってくださる学園の後援会の方たちも参加されました。
1年生は4月から、合唱の授業として春日保人先生の指導の下で練習を積み重ねてきました。
この日も、学生たちはまず、春日先生と一緒に細かい調整をしていきます。
そして、山本真先生の登場。
部分部分歌っていきますが、ドイツ語の発音の不明瞭なところや音程の悪いフレーズにはどんどんとダメ出しが…。
大切な事柄は聞き逃すまいと、楽譜に書き込みをする学生たち。
学生たちも、山本先生の指示に食らいついていきます。
1年生からはこんな声が聴かれました。
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「最初の頃に比べたら、まるで違う曲になったみたいに感じます♪」
「本番が楽しみすぎて、もう眠れないんです…」
「オーケストラに圧倒されないように、私たちも存在感をアピールします!」
1年生の中には、聖徳大学附属の2つの高校で、すでに経験済みの者もおり、「4年目の第九。気分も新たに頑張ります!」と力強い言葉。
上級生の有志も合唱に参加します。
ある4年生は、「今まで積み重ねたことと、新たに吸収したことを最大限発揮して、最後の第九を悔いのないように歌います。」と抱負を語ってくれました。
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上にも書いたように、学園後援会の方々も加わってくださいます。
「毎年参加していますが、この第九が私を元気にしてくれているようです。」
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先生方からはこんなお言葉が。
指揮の山本真先生
「春日先生と一緒に十分練習してあるので、安心して本番に臨めます。今後は言葉のスピード感を活かして磨きをかけると、さらによくなるのではないでしょうか。」
ピアノの辻田祐希先生
「今年もエネルギッシュな歌になる予感がします!」
そして、春日保人先生
「毎年楽しみに参加してくれる学生が増えていてうれしい限りです。あふれる思いが伝わるような演奏を期待しています。
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「第九の夕べ」は12月11日(火)に「聖徳学園シリーズコンサート」として開催されます。
一般の方々も入場できます。高校生の皆さんをはじめ、多くの方のご来場を心よりお待ちしております!
▽日時:2018年12月11日(火)18:15開演
▽会場:聖徳大学川並香順記念講堂
▽入場整理券:1,000円
▽出演
指揮:山本真
管弦楽:東京交響楽団
独唱
ソプラノ:西川 あや子
アルト :伊原 直子
テノール:小原 啓楼
バリトン:宮本 益光
合唱:聖徳学園“第九”合唱団<合唱指導:春日保人>、日本声楽家協会
▽プログラム
・ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲 第2番 作品72a
・ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱付」
お問合せ:聖徳大学音楽学部事務室 Tel. 047-703-0111
聖徳大学は、がんばる高校生を応援します!