音楽の故郷を訪ねて⑦~レクチャーからシェーンブルン宮殿へ~
18.09.18
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9月17日(月)、研修旅行も終盤。良く晴れた朝のウィーン。徒歩でのスタートです。ウィーン国立音楽大学でレクチャーを受けました。
一つ目は、「音楽の演奏上での原理と法則性 そして記譜法の限界」と題された、ピアノのワルター・フライシュマン先生による講義。豊富な譜例が先生の演奏で示され、楽譜に記号として現れない表現のニュアンスをどのように音にするのかを考えさせられました。
二つ目のレクチャーは、クラリネットと作曲がご専門のクルト・シュミット先生による「西洋音楽の歴史的発展」について。音楽史上において1750年を境にどのようにスタイルが変化したのかを、丁寧に説明してくださいました。
シュミット先生を囲んでパチリ。先生の作品を収めたCDを一人ずつプレゼントしていただきました。
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お昼はレストランで、衣をつけないで焼いた豚肉料理(ナトゥーアシュニッツェル)。
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午後はまずシェーンブルン宮殿へ。
宮殿内部を見学したのち、自由見学時間には美しい庭園を散策したり、アイスをほお張ったり。まぶしい太陽と夏のような暑さに、アイスも美味しい!
残念ながら、宮殿内部は写真撮影不可でした。
旧市街の中心部へ戻るとバスを降り、ケルントナー通りを歩きながら「モーツァルトハウス」へ。
あす見学する予定のシュテファン大聖堂の脇を通ります。「自主見学の時には、どこへ行こうかな…」と仲間と談笑しながら歩を進める学生たち。
モーツァルトがこの家で《フィガロの結婚》を作曲したことから、かつては「フィガロハウス」と呼ばれていた「モーツァルトハウス」。撮影はできないため、スマホやカメラは一旦手から離して、オーディオガイドを聴きながら、じっくり見学しました。
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夕食は、ウィーン最古のレストラン「グリーヒェンバイスル」でいただきました。
著名人のサインが壁にずらりと書かれた部屋があることで有名です。ラッキーなことに、ちょうどその部屋が使われてなかったので、みなで交替しながら見学してきました! どこに誰のサインがあるか、わかりますか?
残り少ないオーストリアでの研修に、この国でしか飲めない「アルムドゥードラー」を注文する人も多いようです。
メインは、ツァンダーというスズキ類の白身魚にたっぷりのゴマつけて蒸し焼きにした料理です。そこにはクスクスがたっぷり添えられています。デザートの写真はゆで卵? いえいえ、これはアイスのお団子なのです。
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旅も一週間を経過し、疲れの出てきた学生も多いようです。明朝の集合は少し遅いので、十分睡眠をとって休養しましょう。
(山本まり子)
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