2023年の漢字一文字 ~「教職実践演習」で考えた学級経営の具体 ~
23.12.29
師走を迎え、年の瀬の慌ただしさを感じる12月。児童学科4年生対象に行われている教職実践演習では、学級経営の具体として、小学校の担任を想定した取り組みを行いました。
まず、学級経営のポイントについて、学級経営の意義や担任の職務内容、年度初めの仕事等について学び、4月スタートの見通しを持って取り組めるようにする心の準備につながる内容です。
その後、学級担任として各種通信を作成する意義について学び、働き方改革の中で、学年だよりを各担任が分担して作成するする打ち合わせを行いました。「聖徳〇〇小学校学年だより集」として仕上げる予定です。
続いて、担任としてその時期のトピック的な取組を学級経営に位置付ける活動として、実際に「今年の漢字一文字」を半紙に筆で書きました。
各自、今年を振り返り、自分にとっての「今年の漢字一文字」を集中した表情が印象的です。その後、その文字を選んだ理由をみんなの前で発表です。一人一人にとって今年の一年が異なった一年であったことが伝わってくる発表を聞いて、聞く側も頷きと笑いと拍手が入り混じった時間を過ごしました。
そして、最後に「今年の漢字一文字」を一人一人手にしての全員で記念写真撮影。4年生としての授業のまとめが近づいていることを感じる時間の移ろいを共有した時間となりました。
(文責:堀子 榮)