もし『未来』という教科があったなら~カリキュラム・デザイン演習~
23.10.16
教育改革の真っ只中、VUCAな時代、これからの教育はどうすべきか。学校現場等に出る前に何を学ぶのか。4年次の学校教育実践専修の一科目「カリキュラム・デザイン演習」においては、変化に対応すべく柔軟な発想で、子どもを主体に考えた時に、本当に望むべく授業はどんな授業だろうか?未来を生きる子ども達には、未来を受け止められる教員として、授業を考える力が必要です。
使用する教科書は、まさしく「もし『未来』という教科があったなら」(学事出版)です。各回の授業で、一人20頁前後を担当して、担当回の内容の説明、みんなで意見交換、関連した資料確認、動画確認を行いながら、考えを深めていきます。受講学生は4名です。
第2回目は、『未来』を考える際には、まず『現在』を考えることが重要です。『現在の教育Good&Bad』ということで、一人3枚ずつの用紙にGoodとBadのキーワードを書いて説明し、みんなで意見交換を行いました。右の写真は、左がGood、右がBadです。
次回はさらに「未来を考えるとはどういうことか」深めていきます。また、「現職教員が考える未来の教育」として教職大学院で学ぶ小学校の先生から話題提供していただいての意見交換、研究開発学校目黒区の小学校公開研究会参加、等々、切り口『未来』で学びを深め、最後には、自分の考える「もし『未来』という授業があったなら」実施したい授業提案をプレゼンテーションしていただきます。こうご期待ですよ。(文責:堀子 榮)