「ヘラルボニー&織り姫カフェに行ってきました!」 障害者のWell-Beingを考える3年ゼミ(堀子ゼミ)
23.09.08
各学校が二学期スタートした9月1日(金)。3年次ゼミ+特別支援教育コース3年で、2カ所の見学に行ってきました。
10時50分。東京駅八重洲口JR東海の事務所前集合。5名は、時間には全員集合。集合ポイントで記念撮影です。みんなの後ろに見える「ヘラルボニー」の文字。自閉症の兄をもつ双子の兄弟が立ち上げた会社です。障害者の製作するものは、「安かろう、悪かろう」という固定概念があることを払拭し、唯一無二の製品としてその価値を高める取組みを行っています。壁面のカラフルなデザインはダウン症の方がデザインした作品です。
この日も、外は酷暑。新日本橋まで総武線快速で一駅。新日本橋の5番出口を出て、横断歩道を渡ると、そこに織り姫カフェがあります。重度障害者がパソコンの遠隔操作により織り姫ロボットを操作し、そのロボットが接客するカフェの見学と食事。時間早めに到着したので、店内の織り姫ロボット操作の仕方を体験することができました。
その後3名ずつテーブルに分かれて、織り姫ロボットと会話を楽しみ、食事の注文を行いました。なんと創業者のオリィさんが突然現れたので、一緒に記念写真を撮影させていただくことができました。因みに、私たちのテーブルを担当してくれた方は、娘さんが重度の障害者の母親。娘さんの介護の関係で、家を離れることが難しく仕事ができなかったのに、織り姫ロボットとの出会いにより、この仕事を得ることができたとのこと。娘さんの映像も紹介してくれた。これは新しい展開です。重度障害者がいる家族にとっても就労が可能になる、社会とつながるきっかけになります。
食事もおいしく、笑顔の絶えないゼミの校外学習となりました。(文責:堀子 榮)