教育学部・教育学科 │ 聖徳大学

笑いの絶えないあっという間の時間。特別支援教育コースのチャレンジDAY

22.06.24

みなさん、こんにちは!

今回は、5月に行われたコロナ禍の1年生向け特別プログラム「チャレンジDAY」の特別支援教育コースVer.をお届けします!

チャレンジDAYは、課題解決力、チームワーク力などを養う学外研修の一つです。

グループごとに聖徳大学から柴又帝釈天までのルートを、チャレンジ課題と共に事前に計画し、辿ります。

 

特別支援教育コースでは、グループの編成前に、一人ひとりがどのルートで柴又帝釈天まで行きたいかプレゼンテーションをしました♬

 

クラスの全員の希望の全体像です!!

この内容を踏まえ、矢切の渡しには全員乗ることとして、その前後のルートを二つのグループに分かれて検討することになりました。

 

グループ全員の希望が反映されるようにするにはどうしたらいいか、どんなルートが現実的か、よく話し合いました。

納得のいく計画が立てられたようです。

そして迎えた当日。その様子を担任の堀子先生がつづってくださいましたので、以下は堀子先生にバトンタッチです(ここまで北畑がご紹介しました♪)。

 

5月10日(火)前日迄の曇天、雨天が嘘の様に晴れ渡った空が、松戸中央公園の緑にパワーを与えていた。

出かけの時の青色や緑色は、今日が素晴らしい一日になることを予感させてくれた。

 

教育学科特別支援教育コース12名、夜間部1名、計13名は時間迄に全員揃った。

みんなこれからの出発に期待感溢れた笑顔で一杯であった。

あれっ、一人がまだ・・・。9時半「ゴーヤ嫌い」グループ、「おかしもは。」グループ、二つのグループに分かれての出発。

1名は途中合流。私と北畑先生は、2つのコースが共通に通る矢切の渡しの船着き場で待つために一路柴又に向かった。

以下、学生の文面からの引用とする。

 

<戸定邸に行った「おかしもは。」グループから>

「戸定邸 の周りは自然がたくさんあって空気が気持ちよかったです。景色も素敵でした!」

「戸定邸付近を歩いていると、『“フタバ”アオイ』というものがあり、大きな双葉を何個も見ることができました。朝、先生から双葉に関する言葉があり、偶然だなと驚きました!!」

<浅間神社に行った「ゴーヤ嫌い」グループから>

「東京もいいですが、松戸の涼しい風も街並みも好きになりました」

 

<矢切の渡しは両グループ使用>

「矢切の渡しの船頭さんが思っていた感じと違ったことが印象的。」

(話は面白かったです)

「今日の一押しは、矢切の渡しに乗る前に待っている時間におじいちゃんに写真を撮ってもらった後に、そのおじいちゃんがガラケーについて熱く語り始めたことです。」

 

矢切の渡しで吹く風は少々強めであった。

矢切の渡しは、松戸の矢切側を出ると、エンジン音と共に江戸川の流れに逆らって上流に向かう。

数百メートル遡った地点で方向転換しながらスピードを落とし、エンジンを止め、流れに船体を任せ、下り始める。

柴又側の桟橋近くになると船頭が腕前を発揮する。

船首が突然桟橋にコツンとぶつかる衝撃に乗船している学生たちが全身で驚く。

これも船頭さんのサービス精神からの微妙なテクニックの披露の一つ。出発してからわずか10分程度であるが、船頭さんは乗船客を楽しませるために素敵な話術が続く。

そのエンディングが、「成績の良い人から下船してください。」

船頭さんの話術に、そして、吹く少々強めの風に、乗船した学生の心はつながりを強めることができたと思われる。

再び、学生の文面からの引用。

 

「道中が楽しすぎて、3時間も歩いた感じがないです。」

「歩く時間や待ち時間が思っていたよりも長くなってしまいましたが、友達といろいろな話をすることができ、笑いが絶えることがなかったためとても楽しく過ごすことができました。また、友達の新たな一面を知り、さらに仲良くなり、信頼関係を築くことができいたので、これからの4年間がより楽しみになりました。」

 

12時近くになり、別々の行動をとっていた、2つのグループが集合場所に一旦集まり記念撮影。

「おなかがすいた」との声も聞こえ、さすがに疲れた様子。

写真撮影後、再びグループ毎に分かれた。

最後に、再び、学生の文面からの引用。

 

「今回の活動を通して、普段話す人も話す機会があまりなかった人もグループの人たちとみんなとお話することができました。私は会話があまり得意ではないので不安な部分もあったけれどみんなとても優しくて3時間があっという間に感じました。これからの4年間もみんなと色々なことができたらいいなと思いました。」

「夜間の私がみんなと一緒に行っていいのか、遠足前は不安な気持ちもありました。でも、みんなが本当に優しく迎えてくれて、そのおかげでたくさんの思い出ができました。特にリーダーには感謝しています。とても楽しかったです。この時間がずっと続けばいいのにと思いました。また、違うグループの子達にも挨拶できたので良かったです。次はみんなのことを名前で呼べるように頑張ります。1番衝撃的だったのがローカル給食についてです。お昼その話で盛り上がり、面白かったです。このコースでのみんなとあと4年間頑張りたいと思いました。」

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