教育学部・教育学科 │ 聖徳大学

学生紹介(16)児童心理コース 挑戦し続けた4年間、公務員になっても挑戦し続けたい!

19.03.01

皆さん、こんにちは!
今回は、この春、児童心理コースを卒業し、佐倉市の公立保育士になるSさんにお話を伺いました。

◼︎まず、4年間の大学生活を振り返ってどうでしたか?

S:私は幼稚園教諭免許と保育士資格に加えて、特別支援学校教諭免許も取得したので、授業はたくさんありましたし、これまでの人生で一番勉強をした4年間だったのかなと思います。
でも、一緒に頑張るクラスの仲間がいたおかげで、楽しく乗り越えることができました。
それに、私にとって大学生活は、これまでで一番自由に、自分の好きな活動に没頭できた4年間でもありました。

 

聖徳祭でクラスの企画を行った時の一枚です!(↑)

◼︎小学生の頃からお父様と一緒に南京玉すだれのパフォーマーとして活躍をされていたSさん。以前、ブログでも紹介したことがありました。学生紹介(2)はこちらをクリック!

S:大学に入学してから、アメリカ サンフランシスコで行われた「Cherry Blossom Festival」に出演しました。
大学が、学内に限らず、学外での活動もしっかりサポート、応援してくれたことは本当に心強かったです。
学外での体験があることで、社会に出るための視野も広がったと思います。

 

南京玉すだれのパフォーマンスの様子です(↑)

◼︎大学での授業はどうでしたか?

S:免許・資格の学びはもちろん、心理学の授業がとても充実していて深いものでした。
児童心理コースに入学したきっかけは、「だまし絵」が好きだったからという単純な動機だったのですが・・・。
心理学基礎実験や心理学研究法といった心理学の授業の積み重ねがあり、卒業論文を書く頃には、WordやExcelの使い方をすっかりマスターしていましたし、統計の基本的な知識も身についていることに驚きました。

◼︎卒業論文では、どのようなことを研究されたのですか?

S:私は保育園に子どもを預けて働いている母親の、育児に対する肯定感(ポジティブな気持ち)を支えているのは何であるのかを調べる研究を行いました。

◼︎保育園にお子さんを預けて働かれるお母様を対象に研究を行ったのですね。

S:そうなんです。作成した質問紙(アンケート)を持って保育園にお願いに伺ったり、知人を通じて、該当するお母様にお願いしたり。仕事や子育てで忙しいお母様にアンケートをお願いするのは迷惑だろうな・・・と心配もあったのですが、回収したアンケートにも、お母様たちから「頑張ってください」とか「子育てのことを振り返る良いきっかけになりました」などのメッセージをいただけることがあって、それはとても嬉しかったです。

◼︎挑戦できて良かったですね。

S:はい。保育士になるにあたって、こうやって働いてるお母様たちの生の声を聴くことができたという経験は、とても貴重な財産だと思います。
保育士として子どもの支援はもちろん、保護者支援にも尽力できる保育者になりたいと思います。

(写真)卒業論文も仲間たちと一緒に頑張りました!(↑)

◼︎春からはご自身の地元で公立保育士として働きますね。

S:実は、公立保育士を目指したのも、公務員試験という、自分にとって新たな挑戦ができる!と思ったことがきっかけでした。いざ、試験の準備を始めると、難しくて挫折しそうになることもありましたが・・・。
無事に公立保育士としての就職が決まった今、次はどんな挑戦をしようか、と今から楽しみです。

◼︎きっかけは「楽しいことやりたいな」「とにかくやってみたい!」という気持ち。
今度はこれまで自分がお世話になった地元のために公立保育士としてどんなことができるのか。
Sさんの挑戦は続きます。
Sさん、お話ありがとうございました。これからもSさんの挑戦を応援しています!

(児童学部)

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