短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

【授業紹介】音で遊ぶって??

21.06.29

本日は、ホイクカ女子2年生の授業「保育内容 音楽表現Ⅰ」をご紹介します。 この授業では、保育現場で「音」をどう生かしていくか、より実践的な内容を学んでいます。 担当は幼稚園教諭の経験もお持ちの関口先生です。

私たちの周りには多くの美しいもの、優れたもの、心を動かす出来事に溢れています。そこから得た感動を子どもと共有し、豊かな感性を磨くことは、保育者にとって大切なこと。まずは身の回りにある「音」に耳を澄まし、音への気づきを高めていきます。 そして一枚の紙を音を立てず、そ〜っとお友達に渡していきます。

集中しないと、すぐに音が出てしまいます。小さな音に耳を澄ます、静かな時間も大切な音環境なんですね。

今度は反対に、1枚の紙で「音」を作ります。他の人と別の音を出そうと、ホイクカ女子たちは工夫します。破ったり、叩いてみたり、振ってみたり、丸めてみたり、ぐちゃぐちゃにして、ついには紙ボールに。それならと逆に広げてみたり、指で叩いてみたり、最後は粉々になるまで「音」を出し切りました。

ここでちょっとゲームを!震源地ゲームです! 震源地になった人と同じ動きを全員がマネし、鬼になった人は誰が震源地なのかを当てます。今回は音バージョンということで、震源地の人はリズムや動作を変えていきます。

いつの間にか変わるリズムに、鬼役の人は大混乱。すっかり頭を抱えています。

実はここが震源地です!!!   見つけるのに苦労しましたが、今度は鬼交代!

う〜ん、あの子が怪しい。。。と思いつつ、実は隣でした。残念!! 楽しみながら「音」の変化にアンテナを張っていきました。

次は「音」だけで有名な物語を再現するというもの。 誰もが知っている童話などのワンシーンを、絵ではなく、文字でもなく、オノマトペなど擬音語だけで演じ、なんの物語かを当てます。 「トコトコ」「トントン」「ギー」「シーン」「ギョロ」「ガォ〜〜」「ガブリッ」 みたいな感じで、次々と擬音だけの物語が展開。

難しいかと思いきや、次々と「わかった〜」の声が。想像力豊かなホイクカ女子の本領発揮!流石です!!

現場経験豊かな関口先生の授業を受け、保育者として音遊びの引き出しが沢山増えました!!

楽しく授業したあとは、しっかり消毒をして退室。すでに保育所実習を経験した2年生ですので、しっかりしています。こうして貴重な対面授業を堪能し、充実した表情で帰っていきました。

報告は春日でした。

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