短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

「キャリア総合演習Ⅱ」「社会貢献理論と実践」「地域貢献活動の実践」の授業を通した学びから(ゼミ9学生による振り返り)①

21.04.27

この授業は、2年次の科目「社会貢献の理論と実践」「地域貢献活動の実践」につながるものとして、実際に地域の子育て広場でのフィールドワークを通し保育者としての実践的技能・態度を身に付けていく保育科独自の授業です。今回は、2020年度ゼミ9の学生自らが自分たちの授業を振り返ってまとめた内容を紹介します。

この授業は、大学付近の地域の子育て支援について学び、ゼミ活動を通して親子への関わり方や私たちができる子育て支援について考える授業です。私たち学年は4クラスあったため、一クラスから2名ずつの少人数のゼミ形式で1年生の秋学期からゼミ9として活動してきました。初めてあった時は・・・

-先輩方と-

Iさん 「クラスも違うし、とても緊張しました。みんな個性豊かで優しくて良い人達だなと思いました。」

Hさん 「とても緊張し、不安もありました。先生や先輩方、メンバーと新しいことにチャレンジすることに、とても期待感を持っていました!」

Sさん 「私を初めみんな緊張していると感じました。コミュニケーションを取ることで、これから一緒に活動していくのが楽しみだなと思いました。」

Kさん 「緊張しました。しかし、これから先生やみんなと協力して学習して行くことが楽しみでした。」

 

1年生の秋学期の始まりは、松戸市職員から「松戸市の子育て支援」について講話を聞き、2年次の授業に向けて乳児期の遊びについて研究しました。私たちは附属幼稚園実習での体験を踏まえながら、乳児期でも遊ばれる外遊びについて先ず話し合いました。

理解を深めるために、子どもが「楽しむ」「親しみやすい」遊びとして、昔から変わらず遊ばれているものや伝承遊びについて調べました

この授業では、2年生の先輩たちのゼミ活動の様子も見られるため、フィールドワークに向けた活動内容の発表を見ることで、子育て広場に集まってくる親子への声掛けや参加型活動の進行なども学べることができました。

これらの半期の体験から、毎月の行事として取り上げられる誕生会を題材にしたパネルシアターを作ることになりました。パネルシアターの制作過程では、絵の具を使うかポスカを使うかで表現の仕方が異なることに気付き、保育教材研究の大切さをも学びました。また、最初は緊張していたもののゼミのみんなで話し合い協力することでたくさんのアイディアを出し合い協働することを知り、より質の良い子育て支援につながる活動について考える機会となりました。

作成者:2年ゼミ9の学生

 

その②に続く…

 

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