短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

卒業生にインタビュー 保育者一年目の今 その②

20.11.03

前回に続き、保育科の二部を卒業して「社会福祉法人育愛会 明日香保育園」で保育士と働いている2歳児担当の芋田先生の保育を追ってみました。 【10月のある日・・・】 保育も少しは慣れてきた頃・・・。クラスのリーダーとして活躍する芋田先生。10月の秋晴れの日、子どもたちと散歩に出かけています。どんなことをするのかな?

7月からクラスのリーダーを経験しています。今日は、午前中の主活動として、自然に触れて秋を感じてもらいたいと思い散歩場所として一丁目緑地公園と土手に行きました。一丁目緑地公園では沢山のどんぐり拾いをして、うちゅう組(5歳児)のお友だちがバッタなどを捕まえた土手の芝生のところに行き虫探しなどをして、自然に存分に触れ合えるようにしたいと思いました。一丁目緑地公園では、どんぐりだけでなく「みてみて、せみがいっぱい」と子どもから教えてもらい、蝉の殻まで沢山集めることができました。蚊が多かったので、少し早めに土手に移動しました。土手では、バッタを捕まえることはできませんでしたが、てんとう虫やカマキリ、トンボを見つけたりと興味津々な子どもの姿が見れたと思います。石ころを集め長い時間バーべーキュー遊びをしたりと、思いかけない子どもたちの遊びや発見がいっぱいだったと思います。一人ひとりが自分の遊びに夢中になれたのではないかと思います。

【クラスリーダーの難しさは・・・?】 これまで4回程リーダーをやらせて頂いておりますが、子どもが安心する雰囲気を作ることが難しいと思います。初めてリーダーになった時は、私の緊張感が子どもたちにも伝わってしまい、子どもたちが安心できず落ち着かない姿もあったりしていたので、安心してゆったりと子どもたちが遊べるような雰囲気作りに心掛けています。毎日、その日の子どもの様子や天気などの状況に合わせ、子どもが充分に楽しめる活動を考えることは難しいですが、一人ひとりが時間を忘れて夢中になって遊んでいる姿を見るととても遣り甲斐を感じます。

リーダーはクラスの他の保育士に物の準備などをお願いしながら連携を取ることも必要ですが、先輩保育士にお願いするのを躊躇してしまい子どもたちを待たせてしまったこともあります。まだまだ完璧にできないので、先輩保育士のサポートを頂きながら、その都度ホウレンソウ(報告・連絡・相談)をして子どもたちの経験が豊かなものになるようにしていきたいです。   リーダーをした日は、子どもたちの午睡の時間、その日の出来事を記事にまとめ保護者が閲覧できるようにしているようです。保育者1年目、学びの多い日々が続いていますね。 芋田先生、これからも活躍してくださいね!  

担当は金でした。

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