短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

卒業生の成長を感じて

20.06.16

本来、保育者の仕事は、子どもの成長を促し、笑顔で遊ぶ姿に寄り添うものです。しかし、今、保育施設でも臨時休園となるところも増え、子どもと接する機会が少なくなっています。そんな中、保育者はどのような事をしているのでしょうか。   「田喜野井旭こども園」で活躍する、卒業生のKさんとYさんに様子を伺いました。 4月21日より保育所等が臨時休園となり、現在は保護者が医療従事者等社会生活を維持するための仕事に就いているお子様をお預かりしているとのことでした。 職員も感染拡大防止のために交替制勤務となり、在宅勤務期間は事務仕事や、子どもたちが喜ぶ顔を想像しながら、玩具づくりなどを進めているそうです。

また、保育者は子どもの健康・安全を守らなければなりません。保育以外にも、職員全員で、子どもたちが手を触れる個所や玩具等を、毎日消毒しているそうです。そして、長期にお休みをしているご家庭へ、電話でお子様の様子を伺うことも忘れません。

  緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ登園自粛期間や感染拡大への不安が続きます。   「まもなく戻ってくる子どもの姿を想い、感染をいかに防ぐかという難しい問題を抱えていますが、私たちにできることを考え、みんなで取り組んでいます。」と力強く語ってくれました。   働く保護者にとっても、自宅で過ごしている保護者にとっても、保育者は心強い存在ですね。責任感を持って仕事に臨む卒業生の成長と、保育者という仕事の重要性を感じる事ができました。  

取材のご協力頂きました田喜野井旭こども園に感謝致します。

担当は岸田でした。

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