体育学概論 聖徳大学にオリンピック選手来る!
18.08.10
皆さんこんにちは!
小学校教員養成コース の体育専修学生が受講する「体育学概論1」に平昌オリンピック、スケルトン日本代表の高橋弘篤選手が来てくださいました!
今回はその特別講義の様子を紹介します。
高橋選手は、昨年の日本選手権において優勝し、国際連盟の規定する出場選手枠に入り、オリンピック出場を果たされました。
ソチ冬季オリンピックにも出場されており平昌で2回目のオリンピックでした。
「体育学概論」を担当されるのは百瀬定雄教授。
百瀬教授も、オリンピックのリュージュ・チームの監督や日本オリンピック委員会強化スタッフを務められるなど、オリンピックと深く関わっていらっしゃいます。
そのご縁で、今回高橋選手が来てくださいました。
この授業は、日本におけるスポーツ振興施策と学校体育科教育との関連等について理解しながら、生涯スポーツ社会の実現を目指すために、体育科教育が果たす役割について考えます。
お話は、まずスケルトン競技について。次にオリンピック期間中、選手がどのように過ごしているかなど、オリンピック選手ならではの視点でお話ししていただきました。
コースの下見。こうして見ると、かなり急な角度ですね。
ついつい勝敗に注目が集まりがちなオリンピックですが、選手村ではいろいろな国の選手と友好的な交流が行われているそうです。
平昌では、日本は韓国と同じ建物に割り当てられていたそう。移動にも良い場所で、すごく優遇されていたと感じたそうです。
自分の競技がない時は、いろいろな選手の試合を応援に行きました。
キム ヨナ選手と一緒に撮った写真も見せて下さいました。
スケルトンに出会うまでのお話しもしてくださいました。体育の先生を目指したこともあったそうです。キャリア教育についても考える機会となりました。
「現実には、歴史や国交の問題がある国同士だったとしても、オリンピックを通して友好な関係になれる。それを皆さんにも知っていただきたいです」
最後に、高橋選手の指導でトレーニングの実践体験。
片足で立って、目を瞑り、そのまま1分間キープ!
ぐらぐらする…!!!
「うまくいかない時が、1番伸びる時。どうしたら安定するかを、一生懸命、脳が考えているのです」
「なるほど!」スポーツだけでなく日々の勉強にも通じますね・・・別世界と思っていたオリンピックですが、身近に感じることができました。高橋選手ありがとうございました!
この授業は、教職大学院の大学院生や、小学校の現場でご活躍の長期研修の先生方も参加されました。皆さん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。現場の先生とも一緒に学べるのも児童学部の特色ですね。
スポーツや健康に興味をもった方、朗報です!
来年度(2019年)に「スポーツ健康コース」が新設予定です。
百瀬教授は、スポーツ健康コースで中心的なご指導にあたられます。
詳細は8月11日(土・祝)のオープンキャンパスでお尋ねください。
8月11日(土・祝)オープンキャンパス開催!
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(児童学部)