自然の中で様々な人とアートを楽しむ「松戸アートピクニック」
25.10.31

皆さんこんにちは!
聖徳大学は、松戸市と協力し様々な事業、研究を行なっています。例えば「松戸アートピクニック」は市施政方針にある「子育て・教育・文化を軸とした都市ブランドづくり」を元に21世紀の森と広場を松戸市の「文化の拠点」に位置付けることを目的とし、「豊かな自然の価値と市域中央に位置する大規模な公園という立地による魅力」に「アート」を媒介として「文化的魅力」を創造し、人と自然とを結びつけ、様々な人々が関心を持ち、本公園の自然に触れ合うきっかけとする事業を目指しています。
★松戸アートピクニック2024の動画はこちら!
★松戸アートピクニック2023の動画はこちら!

2017年より始まった「松戸アートピクニック」(聖徳大学、聖徳大学生涯学習研究所 後援)。このアートプロジェクトにアーティストとしてゼミで参加していた児童学科大成哲雄教授が2022年から総合監修も兼ね、聖徳大学美術研究室が中心となり行っています。私たちの周りにある『世界』をアートの切り口で楽しむ場をアーティスト・市民と共に作り上げるプロジェクトを推進しています。
★先日Yahooニュースなどのネットニュースで紹介されました。→こちら!

毎年夏に行われる「アートパーク」は、2008年に始まり、今年で18回目を実施しました。松戸中央公園で遊んでいる子どもが少ないという地域の課題に目を向けたことがきっかけで、大学の地域連携の実践として継続しているアートプロジェクトです。

どちらも公園という子どもとも繋がりの多い場をどのように活用していくか、児童学を学び、どのような遊びを考案し、展開できるか、アートを切り口に教員、学生が実践を通し共に考え、研究を進めているのが「アートパーク」であり、「アートピクニック」なのです。

では、21世紀の森ならではの「遊び」とはどのようなことでしょうか?例えば大成ゼミは毎年「グローカルピクニック」というアートの遊び場を作っています。公園の敷地には竹林があり大小様々な竹が手に入ります。大きな竹を使って地域の方の協力で約10メートルの竹ブランコを制作します。竹ブランコをランドマークとし、その周りに学生が作った旗を立て、子どもたちと旗作りのワークショップを行い、公園脇を通る武蔵野線に向かってみんなで振って楽しみます。
大成ゼミの3年生と4年生が協力してワークショップのファシリテーターとして子どもたちと遊びを創造していきます。


また卒業生の能登谷小町さんの作品「ハッピーティピー」は三角形、西園先生のアートユニットS+N laboratory の作品「動く対話プロジェクト」は球体です。旗の四角形、テントの三角形、絵を描いて転がして遊ぶ球体など○△□で構成された遊び場になっています。
また、ブランコの振り子の動き、旗を振る8の字の動き、風車の回る動き、電車が横切る動きなど、様々な動きがあることで遊園地のように子どもたちが遊びに興味が湧くよう「環境構成」にも色々工夫をしています
植物の緑、空の青さなどとアートと自然をいかに調和させるか、「色」についても考えを深めます。

美術研究室が中心になってからは、聖徳大学児童学科の卒業生も「アートピクニック」で活躍しています。
キービジュアルデザイン、ポスター、記録集のデザイン、公式カメラマンはわたなべあてなさんが担当しています。今回は「わたなべ姉妹」のユニットでアーティストとしても参加しています。
能登谷小町さんは毎回大きな作品を現地で作っています。今年は21世紀の森と広場来場者数2000万人の植樹祭のスコップをデザインし、松戸市長と共に植樹をしました。
★植樹式は先日、松戸市のHPで紹介されました。→こちら!
美術研究室助手「こっとん。」は公園で取材をし「森の観察日記」というフリーペーパーを作成し、教育関係者、子どもたちにも大好評です。三者とも児童文化コースの卒業生です。

自然の中で様々な人々とアートで交流する「松戸アートピクニック2025〜遊びの遠近法〜」は、11月9日(日)までです。特に11月2,3日(日、月祝)は竹ブランコや旗づくりのワークショップを行います。是非ご参加ください!
(児童学科 教授 大成哲雄)
★詳しい情報は「松戸アートピクニック」公式Instagramから
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