教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

学生紹介 (64) 心理学×保育士を生かして一般企業へ!

24.03.05

皆さん、こんにちは!

今日は(株)イオンファンタジーのスキッズガーデン事業部に内定の決まったHさんにインタビューをしました。

インタビューの聞き手は沢崎先生(以下、S)です。

S:この度は内定おめでとうございます。どのようなお仕事をされるのでしょうか。

H:商業施設内にある子どもの遊び場で、保育士として、子どもが遊ぶのを見守ったり、一緒に遊んだりする仕事になります。

S:そのお仕事を選んだ理由はありますか?

H:もともと保育士ではなく、企業就職を考えていたのですが、保育士資格を取得するために頑張ってきたので、それを生かせる職場が良いと考え、子ども関連企業を選びました。

S:保育士志望ではなかったのですね。

H:私が高校生の頃、一番学びたいと思っていたのは心理学でした。でも、心理学を学んで働くイメージがうまく持てなかったんです。そのため、心理学が学べて保育士資格も取得できる児童心理コースは魅力的でした。保育士資格なら一生使えますし、自分でも頑張れそうだと思いました。

S:実際に入学されてどうでしたか?

H:入学当初は保育系の授業が多く、オンライン授業が中心ということもあって、視野を広げることが難しかったのですが、学んでいるうちに、保育の大切さに気がつき、心理学の授業と同じように楽しんで取り組めたかなと思います。

S:それが、今の進路につながっているのですね。ちなみに、Hさんの印象に残っている授業はありますか?

H:コロナ禍でオンライン中心の授業が多い中、対面で実施された心理学基礎実験の授業です。クラスの友人とも顔を合わせることができましたし、レポートの書き方や分析のやり方など、難しかったですが、心理学を学んでいるという実感の得られた、思い出深い授業です。

S:やっぱり対面の学びがいいですね。

H:そうですね。友だちと対面授業を受けるようになって、周りも頑張っている姿が見えて、自分も頑張れるっていう気持ちになったと思いますし、保育士の資格も取れたのかなと思っています。

S:心理学の学びはHさんの生活や進路決定に生かされていますか?

H:人間関係論の授業では、さまざまな心理学の理論に、自分自身を当てはめて考えていくことはとても楽しかったですし、自分と向き合う機会になって、自己理解に生かせたかなと思います。保育の心理学で得た子どもの発達に関する知識や、心理学の授業を通して得たコミュニケーションスキルも、これから私が働く現場でも生かせると思います。

S:高校生や後輩に向けてのアドバイスはありますか?

H:自分のやりたいことが思いっきりできると充実した大学生活になると思うので、やりたいことを素直にやってみると楽しいのではないかなと思います!

S:ありがとうございます!これからも頑張ってくださいね!

コロナ禍入学で大変なこともたくさんあったと思いますが、それを乗り越えてきたHさんの言葉にはとても説得力がありました。これからのHさんの活躍も楽しみに、応援しています!

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