教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

SEITOKU チャレンジ DAY11.5 歩いてみよう松戸→葛飾区

21.11.15

皆さんこんにちは!今回は、先日行った1年生の学外活動、「SEITOKU チャレンジ DAY11.5」についてご紹介します。

「チャレンジDAY」について、少し説明しておきます。
今年度は、大学がある松戸からお隣の街、葛飾区帝釈天 までの約 5 ㎞を徒歩でゴールを目指す、という内容でした。
徒歩だと片道約 1 時間半くらいです。ひとりで2時間弱を黙々と歩くことを想像すると、なかなか難しいですよね。しかし、仲間と一緒だと、なぜか歩けてしまうのです‼
天気にも恵まれ、歩くのにはぴったりの一日。学生は、それぞれでチームを作って、ゴールを目指します。おしゃべりしながら、または途中でお店に立ち寄ったりして、グループそれぞれで企画したルートで進みます。(※コロナ感染対策は、常に意識。しっかりと対策をしながら進みます)

チャレンジDAYでは、次の内容を、ゴールを目指すなかで行っていきます。
「チャレンジ項目4つのうち2つをゴールまでにクリアしよう!」
①自分たちで調べた場所へ行ってみる
②自分たちができる「地域貢献」を考えて、松戸で実行してみる
③スタートからゴールまで、仲間とどのように交流できるか考えて実行してみる
④思いを形にしてみる ハッシュタグ #聖徳 #チャレンジ DAY #所属学科 等

各々、企画を作る際に、どのチャレンジに挑戦するか、考えておきます。

本学のある松戸市、実は近代国家の創設に深く関係しています。
2024 年に一新される新紙幣に起用される渋沢栄一。渋沢は、松戸戸定邸に居を構えた徳川昭武の随員としてパリ万国博覧会に訪れます。初めて訪れた欧州でこれまで日本で見て、感じてきたこととは違う新たな視点で日本を見た事で、知見を広め、その後の国家に大いなる貢献をします。

本学の学生も、各々の専門について松戸の地で思考し、海外研修を通して、世界の文化、考えに触れます。そういった意味でも、大学4年間のスタートとして、チャレンジDAYが実施されました。

それでは、活動当日の学生の様子をご覧いただきたいと思います。
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学生の感想を紹介します。

「1学年での初めてのグループ行動では、初めて見る景色や初めて話す話題、小さいことから大きなことまで様々な発見と経験をすることができました。
松戸散策を経て松戸の町についての理解を深めることができ、そして松戸に親近感が湧くようになりました。また、国の重要文化財である戸定邸を訪れると松戸の歴史がまぶたの裏に浮かんで見えました。オンライン授業により大学で会う機会が少ない仲間たちと協力して歩いた時間はとても楽しかったです。今回松戸市を散策するという機会をいただき、クラスメイトとより絆を深めることができました。」

現在では、オンライン授業も増え、大学で一緒に過ごす時間もでてきましたが、過去の時間を取り戻すかのように、素敵な一日となったことが読み取れますね。


自分たちで企画したルートだからこそ、主体的に学びが生まれます。
知りたい、見てみたいを大切に、体験を通して理解します。

「矢切の渡し」は、ちょっとしたアドベンチャー。船で渡ることで、歴史を感じます。
「矢切の渡し」は、江戸時代初期、地元民専用に耕作や対岸の農地への移動手段として使われるとともに、日用品購入、寺社参拝などの目的のために、徳川幕府が設けた利根川水系河川15ヶ所の渡し場のうちのひとつであり、「金町・松戸の渡し」と呼ばれていたそうです。
引用:矢切の渡し – 一般社団法人松戸市観光協会 公式ホームページ (matsudo-kankou.jp)

最後は、振り返りを行い、この活動をまとめます。それぞれ、どのような変化があったのか、すぐに振り返ることで力になります。自分の能力を客観的に理解することで、各々の専門での学びへとつなげていきます。

ご視聴ありがとうございました!

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9月にチバテレの朝の情報番組「モーニングこんぱす」で児童学科が紹介されました。リポーターと学生が初鹿先生の赤ちゃん人形を使った授業体験をしました。
まだご覧になってない方は、是非ご覧ください。

(児童学科)

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