児童学部児童学科

上田先生の国際幼児教育学会 in ハワイ

19.09.03

皆さん、こんにちは!
今回は、児童学科の上田智子先生がこの夏参加した学会の様子を紹介します!

ここからは上田先生がレポートします!
参加したのは、「国際幼児教育学会」という小規模でアットホームな学会です。
今年は、ハワイ島のハワイ大学コミュニティーカレッジで学会が行われました。
まず現地の就学前教育施設の見学をしました。
教会を借りて週2回行われる0~3歳対象の「移動幼稚園」(Traveling Preschool)。
日本でいう子育て支援センターのようなもので、親子で参加します。

 

まず、みんなで輪になり、ハワイらしくウクレレの伴奏で歌います。
下に敷いてあるのは日本のゴザ!

 

その後はそれぞれのコーナーで自由に遊びます。

 

各コーナーには、子どもの遊びの素材とともに、親に向けて子どもの発達に関する知識やかかわり方のヒントが示されています。

 

保育者は、子どもの遊びを見守ったり、保護者の相談に乗ったり。とても温かい関係を築いている様子。

 

学会では研究発表も行われますが、ここでは、より実践的に参加できるワークショップをご紹介します。

最初は、ハワイの保育者のワークショップ。
最近世界的に注目されている科学技術に関する学びにつながる幼児教育STEaM(Science、Technology、Engineering、Art、Maths)の実践を紹介するワークショップ。
遊びの中で自然に、科学的な事象に興味を持ったり、科学的なものの考え方や実践が学ばれるような工夫がたくさん紹介されました。

 

例えば、「3びきの子豚」の絵本の読み聞かせ。
読んだあと、なぜ一匹目、二匹目のおうちは吹き飛ばされてしまったのか、三匹目のおうちは大丈夫だったのか?と子どもたちに問いかけると、小さな科学者たちはいろいろと考えをめぐらせ始めるそうです。

 

そして、実際にオオカミに吹き飛ばされないおうちをマシュマロとマスカットを楊枝で組み合わせて作ります。(子どもの代わりに参加した大人が試します。)
どんなふうに楊枝でつなげるか?高さは?マシュマロとマスカットどっちが飛ばされやすい?

 

使うのは、本物のマシュマロとマスカット!
生活の中にある素材が良いとのことですが、日本ではできるかな?
さて、吹き飛ばされない頑丈なおうちができたかな?
オオカミの代わりに扇風機で試します。
いろいろ考えて、これなら大丈夫?と仮説を立て、実際に試してみる、これが科学のタネ!でも何より楽しい!それが肝心。

 

私たちも日本の参加者も、世界的に大人気の絵本『はらぺこあおむし』の魅力について考えるワークショップを実施しました。

 

絵本を味わったあとは、きれいなチョウチョのその後の話を考え、それを「六角返し」(紙で作るからくりおもちゃ。3面のストーリーが表現できる)で表現する、というワークを行いました。

 

ハワイの方にも、日本の美しい千代紙を楽しんでいただきました。

ハワイは多民族・多文化の地域で、教育・保育でも先住民の文化を非常に大切にしています。
ますますグローバル化が進み、日本でも多文化保育が課題となる中で、学ぶべきことが多くありました。
学んだことを、授業にも生かしてまいります!

このブログで先生方の研究、活躍も紹介していきます。お楽しみに!

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(児童学部)

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