「伝承遊び」①けん玉、コマの遊び方
17.12.08
皆さんこんにちは!
今回は、児童文化コースのコース必修科目「伝承遊び」を紹介します。この授業は主に3年次に受講します(30年度入学生から1年次開講)。
日本には世代から世代へ伝承され発展してきた独自の文化が数多くあります。しかし、近年、様々な理由から伝承あそびや関連する郷土玩具が失われつつあります。
そこで、この授業では、様々な伝承遊びを体験し、日本文化への理解を深め、子どもに指導できることを目的としています。
今回は、その中からけん玉とコマを取り上げます。
みんな真剣にけん玉をやっています!練習の成果でかなりの腕前になりました。
思い通りうまく乗せられると嬉しいです!
「伝承遊び」の担当は神谷明宏先生です。この日は秋も深まってきましたが、暖かかったので外に出て授業をしました。
友達と競いながら遊ぶのも楽しい時間です。
けん玉には色々な技があります。今度は「ふりけん」に挑戦! 真剣です。
けん玉ができると、実習やボランティアなどで子どもたちとすぐにうちとけます。けん玉は子どもと関わるスキルの1つなのです。
コツは神谷先生が伝授します。みんな一生懸命練習してコツをつかみながら体得します。
「集合〜! 次はコマをまわしてみよう!」
「コマにこうやって紐をかけます」
「えい!」うまく回りました!
けん玉ができて、コマが回せる保育士、先生って素敵だと思いませんか?
伝承あそびは、近年、子どもたちをとりまく環境の変化などから、その伝承が難しくなってきています。これらの遊びの指導法や展開方法を学ぶことは、次代に文化を継承する意味においても、とても意義のあることです。
次回は凧を作り、凧あげをします。お楽しみに!こちらをクリック!
(児童学部)