児童心理「心理学基礎実験」①
17.08.05
皆さん、こんにちは!児童心理コース2年のMです。
今日は児童心理コースの授業「心理学基礎実験Ⅰ」を2回に分けてレポートします。
この授業では、私たちの心の働きや、その心の働きを調べる方法について、5つの実験テーマを通して学びます。
テーマごとに先生が違うので、児童心理コースの先生たちの人柄を知ることができるのも楽しみの1つです。
まず、こちらの教室の担当は相良順子先生です。どんな実験をしているのでしょうか?
学生たちは一生懸命パソコンに書かれた文字を読み上げていますが、随分と苦労している様子。
実は、「青」という文字が緑色で「あお」と書かれているように、文字の意味と色が一致していないのです。
読み上げるのにかかった時間、読み間違えてしまった数を数えます。
文字の意味と色が合っていない場合は、合っている場合よりも時間がかかるし、間違いの数も多いみたい。
私たちの心は、同時に違う種類の情報を処理するのは苦手なようですね。
こういう現象を「ストループ効果」って呼ぶそうです。
こちらは石川満佐育先生担当の教室です。先生が手に持っているのは何の絵だと思いますか?
実はこれ、「ロールシャッハ」と呼ばれる有名な心理テストの1つ。
この絵が何に見えるかはひとりひとり違うようです。
絵を見ているのは私たちの目ではなく「心」なんですね。
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(児童学部)