教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

「女子大生プチ体験・大学へ行ってみよう!」

17.02.19

2月13日(月)9時30~12時。本学の施設を使った企画「女子大生プチ体験・大学へ行ってみよう!」を実施しました。

多くの高校生、保護者の皆様のご参加ありがとうございました。

児童学部はこども図書館、校舎の壁画、ピアノ室の順番でミニ講座を開きました。

まずは本学の自慢の一つ、絵本や児童書を集めた『こども図書館』からスタートです!

こども図書館の展示は季節毎に変わります。現在は桃の節句を前に雛人形の展示です。

 

講座1・「インクルーシブ保育に活かす絵本読み活動」(東原先生、こども図書館にて)

インクルーシブ(inclusive)とは、「包括的な」「包み込む」と言った意味です。障害があろうとなかろうと、あらゆる子どもが地域や学校に包み込まれて、保育を受ける事をインクルーシブ保育と言います。障害児の絵本読み活動等について東原先生から講義がありました。

続いて…

講座2・「絵本の魅力はあなた自身の魅力」(松村先生 こども図書館にて)

児童文学の研究をしている松村先生のワークショップです。先生から昔話の素話(すばなし)の後、絵本選びの講義がありました。

この『おはなしのへや』では、読み聞かせの授業も行われています。

先生から「子ども図書館にある絵本の中から紹介したいものを選んでみましょう」。

みんな、子どもの時に読んだ絵本や、好きな絵本を探しに図書館内を巡りました。

タイトルが分からない時は先生や学生スタッフに聞いてなんとか探せたようです。最後は、選んだ絵本と選んだ理由を発表し合いました。

学生が作った「松戸市食育かるた」についても大成先生から紹介がありました。

続いて…

講座3・「専門家と語る壁画美術鑑賞」(奥村学部長 校舎の壁画にて)

奥村先生は美術の鑑賞教育の研究者です。学内には利根山光人(とねやまこうじん)さんをはじめ様々な芸術家の作品があります。鑑賞の授業ではこれらの作品が教材にもなります。

奥村先生の授業で「学内で美術品だと思うものを探す」という課題があります。彫刻や壁画の他に写真右上(↑)の黒い連絡通路の窓を選んだ学生もいたと先生からお話がありました。「この窓は季節の移り変わりを私たちに教えてくれる美術品のようなものです」こういった感性をみがくことが『子どもを幸せにする力』につながることでしょう。

皆さんも聖徳大学に来た時は是非、美術作品にも興味を持ってみてください。また、この窓から見える外の景色もご覧下さい(秋にはこう見えます)。

そして最後は…

講座4・「ピアノの魔法」(住江先生、原田先生、馬場先生、田中先生 ピアノ練習室、ピアノレッスン室にて)

ピアノ練習室には約100台のピアノがありヘッドフォンをして練習する事ができます。

レッスン室では、ピアノの指の使い方から体験をしました。

保護者の方から学生スタッフに「初心者でも大丈夫でしょうか?」という質問がありました。「大丈夫です。私も経験がなかったですが、先生の指導、カリキュラムのおかげで上達しました」。

一人ずつピアノに触れてレッスンを体験しました。

午前中の短い時間でしたが、聖徳大学児童学部の学びの一旦をご理解いただけたのではないでしょうか。

(児童学部)

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