【コラム】温泉大好き
24.01.24
最近、温泉の話から遠ざかっておりましたので、久しぶりに温泉の話をしたいと思います。
さて、皆さんは温泉が好きですか? 「はい!」と答えた方にお尋ねします。
「温泉」とは何でしょうか?
温泉大好きといいながら、そのような質問を私自身されましたら、恥ずかしながら胸を張って答えられません
ですから、今回は、改めて、温泉の定義について調べてみました。
環境省のホームページを見ますと、昭和23年に温泉法が制定され、そこに定義がされています。(https://www.env.go.jp/nature/onsen/point/)
具体的に見ていきますと、
1.温度 摂氏25度以上 または
2.物質(いずれか1つ以上:溶存物質、遊離二酸化炭素、水素イオン等)を有するもの
となっています。
皆さんは家でお風呂に入る時、熱めのお風呂が好きですか?温めのお風呂が好きですか?
環境省では、
➀冷鉱泉 25度未満
➁低温泉 25度以上34度未満
➂温泉 34度以上42度未満
➃高温泉 42度以上(https://www.env.go.jp/nature/onsen/pdf/2-5_p_14.pdf)
と分類しています。
皆さんは➀から➃のどの区分の温度が好きですか?
私は➂をさらに勝手に3つに分けたいと思います。低中温泉34~36度、中温泉37~39度、高中温泉40~42度です。
私の好きな温度は中温泉です。私は腰痛が酷いので、湯治治療の目的で行きますので温めのお湯にゆっくり入るのが大好きです。
あるネットに、日本人の好きな温泉の温度は42度です、と書かれているのを見つけ、そうかな?と疑問視をしております。以前、山梨県のとある温泉旅館で女将さんと雑談をしておりましたら、山梨県の別の温泉地で働いている知人の方のお話をしてくださいました。そこの温泉地は都内からも近く社員旅行などの団体も良く利用する場所です。そこの温泉地の旅館・ホテルの宿泊収容人員からすると浴槽が小さいので、温泉の温度を熱くすることで、入浴時間を短くし、回転率を高めている、とのことでした。私はその話を伺い目から鱗が落ちました。
話を元に戻しましょう。日本にはたくさんの温泉がありますが、温泉の効果が期待され、健全な保養と活用される温泉地を国民保養温泉と環境大臣が指定しています。
令和4年10月現在で79か所が指定されています。この温泉地を訪れるのも1つの選択だと思います。(https://www.env.go.jp/nature/onsen/area/index.html)
下の写真は、国民保養温泉地第1号に指定された青森県の酸ヶ湯温泉です。
その他の国民保養温泉地は以下の通りです。
有名な箱根温泉、熱海温泉は入っていませんネ。
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