【授業紹介】「和服造形・着付け実習」 和服を着てみませんか?
23.12.06
みなさん、こんにちは。
今年も残り1か月となりました。空気は冷たく乾燥していますが、12月とは思えない位の気温の高さです。
ファッション・造形デザインコースの1年生は春学期に浴衣制作を行い、秋学期は和服の着付けを学びます。
着付けの基本は浴衣です。
初めは自分で作った浴衣を着ます(自装)。
何回も繰り返し着装することで襟元の合わせや衿の抜き方などが自然と身につきます。その後、ボディに着せ付けます(他装)。
自装とは違い、向きが反対になるので慣れないとこれがなかなか大変なのです(・_・?)
半幅帯の結び方も文庫結びの他に色々とアレンジをしながら楽しみました!
次はいよいよおしゃれ着です。
足袋を履く所からスタート。
裾よけ、肌着、肌襦袢、など着物着装には小物がいっぱいです。和装下着を付けたら長着(着物)です。木綿素材の浴衣と違い、絹なのでツルツルと滑り苦戦するところです (>_<)
最後に帯を結んで完成です。
帯も浴衣では前で結び、形を整えてから、くるっと回して後ろに持っていけるのですが、太鼓結びでは手を後ろに回して、鏡を見ながら結びます。
中には体が硬くて手が後ろに回らない!という学生もいて、笑い話になりました。
体の柔軟性は色々な場面で必要になるんだなと改めて思い知りました!
太鼓結びを体得したら、次はいよいよ二重太鼓です。準礼装で用いる結び方で、袋帯を使用します。袋帯は4m以上と長いので扱いが大変です。
結び方を理解するように他装から始めて、先日の授業では自装を行いました ( ̄ー ̄)bグッ!
毎週1回3時間の授業で、休憩を取りながら3回ほど着装を繰り返します。
これが意外と疲れるものです。
段々と飽きてしまうので、途中に何回か先生がデモストレーションを行ってくださいます。
先日は振袖の着装のデモストレーションでした。とても華やかですね♪
来週は袴の着装を行う予定です。
秋学期の授業も残り3回です。
お正月に和服を着て初詣に行けたら「粋」ですよね (^^♪
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