短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【授業紹介】被服整理学実験「染み抜き」

23.06.28

こんにちは\(^o^)/
もうすぐ7月です。
春学期の授業も残すところあと3回となりました。
ラストスパートですね !
大学は7月22日から期末試験となり、その後は9月中旬まで夏休みです (^^♪
夏休み中、1年生は7月後半から8月前半にかけて、3泊4日の研修旅行。
2年生は8月後半から9月前半にかけて6泊7日の研修旅行があります。
その様子はブログで報告しますね。

さて、今回はファッション・造形デザインコースの専門科目「被服整理学実験」で行う染み(シミ)抜き実験をご紹介します。
衣服を着用していると皮脂やほこり等の汚れがつきます。その汚れを放っておくと、付いた汚れが酸化して「染み」となって残ってしまいます (>_<)

また、食べ物をこぼしたり、衣服の着脱時にリップクリームやファンデーションがついてしまったり等の特殊な汚れも染みといえます。
汚れや染みは着いたらすぐ洗浄処理をすることが鉄則です。
染みがついて1か月以上放置しておくと、ほとんど家庭洗濯では取れません!
また、汚れの種類によって使う洗剤(試薬)も違います。

実験では水溶性・油性・筆記用具・不溶性の鉄さびなど違った種類の汚れを用意し、付けた直後と1週間前に付けた染みを同じように染み抜き処理をすることによって落ちやすさの違いを学びます。
また、染みの種類によって洗剤や溶剤を使い分けます。

染みの種類 1週間前の染みと当日の染み


染みのついた布の下に白布を置いて、染みを歯ブラシで叩き、汚れを下の白布に移していきます。
適度な強さで叩くことが大事で、擦ったり揉んだりすると生地を傷める原因になります。

染みの種類に合わせて洗剤を選びます。下の判定結果表で◎になった時点で染みが完全に落ちたことを意味します。当日のしみは早い段階で◎の判定が出ています。中には第1処理から第3処理まで行っても落ちないという汚れもあります。

特に筆記用具の染みは手強く落ちなくて大変です (¨! 
確かに、書類の印鑑に使う朱肉などは、濡れたら落ちてすぐ消えてしまったら大変ですものね。落ちない訳です。

この実験は家庭生活でもとても役立ちます。
ファッション・造形デザインコースの学生以外でも受講することは可能です。
一緒に学んでみませんか?

まだ6月ですが蒸し暑い日々が続いています。もうすでに夏服は大活躍していますよね。温暖化で年々気温が高くなっているなぁと実感します。ショップでも夏物のバーゲンが始まりました!

お気に入りの衣服を状態よく、いつまでも長く着るために衣服の管理を丁寧に行いましょう (^-^)/ 


チバテレの情報番組 「モーニングこんぱす」内で、総合文化学科が紹介されました。 ”楽しい学生生活”の様子がよくわかります! YouTubeの聖徳大学チャンネルをぜひご覧ください♪

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