【教養科目 授業紹介】総合文化学科の短大生が大学生と一緒に学ぶメリット
21.12.07
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授業科目は大別すると、全学共通科目と専門科目があります。自然 環境領域の教養科目は全学共通科目の中にあり、総合文化学科の短大生も、選択すると大学生と一緒に学習します。60名を超える学生が受講していて、そのうち総合文化学科の短大生は7名で少数ですが、欠席がなく、熱心な学生です。
自然 環境領域の授業では地球温暖化、再生可能エネルギー、生物多様性、オゾン層破壊、酸性雨などさまざまな環境問題を学びます。最近、生物多様性の重要性を学びました。人間が生活できるのはさまざまな生態系サービスを受けているからですが、環境論のテキストにあるような一般的な内容で授業を行いました。
積極的な学生から調べたことを皆に発表し、授業に主体的な参加したいとの意見がありました。この科目はオンライン授業ですが、学生に発表してもらいました。
一人目の発表は「生物多様性における蚊の重要性」です。蚊と言えば、刺され痒くなったり、睡眠を妨害されたりと、蚊に対してよい感情をもっていません。場合によっては日本脳炎やデング熱の危険性も考えられます。その結果、誰しも蚊を退治して快適に過ごしたいと考えるでしょう。しかし、学生の発表から、蚊がいなくなると食物連鎖が崩れ、昆虫や魚、鳥などの生態系に想像以上に大きな影響を及ぼす。また、チョコレートの原料のカカオの受粉においては、蚊はなくてはならない昆虫であることを知りました。さらに河川の浄化にも大きな役割を果たすことを知りました。
次の授業でも、二人目の発表があり、内容は北欧の家具メーカーの環境活動の紹介です。国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿う内容で、資源の利用の改善、水の適切な、責任ある使用など色々な項目があります。。
総合文化学科の学生にとっては1年生であり、強制でないなかで発表内容を決め、パワーポイント資料を作成し、うまく発表できるか緊張のストレスもあり、短大生にとっては躊躇しやすいかと思います。しかしながら、大学生と一緒の授業で、総合文化学科の学生によい刺激を与えるものと考えています。学生が発表することによって授業の内容を豊富にしたり、他の学生の学習意欲を高めたりすることができます。総合文化学科の学生も後に続いて発表を願うところです。このようなことができるのも、聖徳大学の総合文化学科は、大学の中にある短期大学部なので大学生と一緒に学ぶことができます。授業以外の活動においても、多くの学生と広くかかわることができ、他の学生の良さを発見し、よい学生生活を送れるのではないかと考えます。
自然 環境領域担当教員から
*チバテレの情報番組「モーニングこんぱす」内で、総合文化学科が紹介されました。
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