【授業紹介】染色加工学実験(ファッションブランチ)
19.05.13
こんにちは♪
朝は少し肌寒く感じましたが、日中は爽やかでとても過ごしやすいですね。
今回はファッションブランチ2年生の染色加工学実験を紹介します。
(2019年からはファッション・造形デザインコースになっています)
染色加工学実験では、様々な染色方法や伝統工芸の染色技法を体験します。
先週の実験では、浸染(染料液に浸して染める方法)の基本の一つである、
纐纈(こうけち:絞り染め)に挑戦しました\(^o^)/
布をつまんでくくったり、複雑に折って糸でくくったり、模様の形に縫って縮めたりして防染し柄を出します。
なかなか出来上がりの模様が想像出来なくて、試行錯誤で布を折ったり、つまんだり、
色々と考えながら絞りの加工を行っていきます。
糸でくくる力加減によっても、防染効果が変わってり色の出具合が違います。
強くくくると、中まで染料が届かず、真っ白になり、
逆に弱くくくると柄がまったく出なくて無地の布になってしまいます(>_<)
染める素材によって使用する染料は異なりますが、今回は木綿生地を直接染料で染めました。
20分間、沸騰した染液の中でグラグラと染めた後、水洗し、お楽しみの糸抜き。
くくっていた糸を切り、解くと模様や柄が現れます!
想像していた模様と違ったり、思いもよらない柄が現れたりとワクワク・ドキドキします(^^♪
同じ柄でも染める色によって、雰囲気やイメージが変わってくるので、
染色ってとても奥深いのです!
学生は自分で作った作品に、タイトルを付けてレポートに貼り、後日に提出します。
Nさんの作品を紹介します。
・もっと強く締めないと模様が出てこないことが分かった。
・思った通りの柄にならなく納得がいかなかったので、今度リベンジしたい。
・折りたたんで染めてみた。割と想像通りの柄が出て満足だった。
など、学生によって感想は色々でしたが、共通して「楽しかった」と話してくれました。o(^-^)o
次週の実験では、蝋纈(ろうけち:ろうけつ染め)を行います。
みなさんもファッション・造形デザインコースで一緒に楽しく学んでみませんか?
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