【授業紹介】図書館における特設コーナーの設置(図書館司書ブランチ)
18.11.30
みなさんこんにちは。
もう12月も近いということで、寒さも深まってきましたね。
体調など崩さないよう、気をつけましょう。
さて、本日は「図書館サービス特論」という授業の1コマをご紹介いたします。
図書館サービスは多岐に渡りますが、その中でも主に資料提供サービスの一環として展示コーナーの設置に取り組みました。
本学には大きくて立派な図書館があります。
聖徳大学川並弘昭記念図書館という名前です。
この図書館には、これまた立派な児童向けスペース「こども図書館」が用意されています。
そこには子どもの身長に合わせた椅子や机、書架が並べられています。
入り口側には展示スペースがあり、季節に合わせてその姿を変えます。
上の写真を撮影したときは2018年5月に亡くなった絵本作家「かこさとし」さんを偲んで、かこさとしさん特集が組まれていました。
かこさとしさんは「からすのパンやさん」をはじめ、数多くの愛される絵本を生み出した有名な絵本作家です。
普段は図書館職員の司書さんが展示スペースも管理しているのですが、聖徳祭開催に合わせ、特別に授業の一環として使わせていただくことになりました。
今回の特設コーナーのテーマは「クリスマスの本」です。
「クリスマスキャロル」や「サンタさんのてがみ」などクリスマスに関連する絵本を並べました。
担当した学生は非常に忙しい中での準備となり、かなりいっぱいいっぱいの様子でしたが、その出来は素晴らしいものでした。
具体的に行った作業としては、選書、紹介文のラミネート加工、展示、装飾が挙げられます。
紹介文のラミネート加工などは、学生が直接図書館職員の方にお願いして必要な道具を借りるなど、周囲の人間をまきこむ力もついてきたな、と感心しました。
完成したのは聖徳祭本番の前日の夕方でした。
これから年末に向け、街もクリスマスムードが高まることでしょう。
もし身近に小さなお子様がいたら、一緒にクリスマス関連の絵本を読んでみてはいかがでしょうか。
*図書館司書ブランチは、平成31年度から「図書館司書・ITコース」になります。