短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

文学散歩で市川を訪ねました!

18.11.28

今日は、小春日和の穏やかな一日でしたね(^^♪
11月もそろそろ終わりです。年末を迎え慌ただしい毎日かもしれませんが、クリスマスやお正月など年末年始の計画を立てていると、心が弾みますね!

さて、総合文化学科では毎年、雑誌『九十九段』を発行しています。内容は、創作・エッセイ・地域貢献活動の報告・文学散歩の記事など盛りだくさん。昭和43年の創刊で、この春、記念すべき第50号を刊行しました。原稿の作成や入力・校正などの編集作業をすべて学生が行っていて、現在は第51号の刊行に向けて準備しているところです。

その『九十九段』の編集委員(図書館司書ブランチ)と先日、文学散歩に出かけました!
今年は市川周辺の文学碑や史跡を訪ねました。
コースは、
真間山弘法寺→手児奈霊神堂→文学の道(桜土手公園)→荷風の散歩道→白幡天神社→蝸牛庵→荷風旧居跡→葛飾八幡宮
です(*^^*)

市川とゆかりのある文学に『万葉集』『雨月物語』など、作家・文学者・文人たちに永井荷風・幸田露伴・幸田文・北原白秋・井上ひさし・水木洋子・星野道夫などなど、市川は文学の宝庫です。

真間の継橋や手児奈霊神堂では、複数の男性から求愛されて困り果て自死した真間手児奈に思いを馳せました。

文学散歩では文学碑だけなく、永井荷風が利用した和菓子屋や文房具屋、カツ丼を食べた大黒屋、幸田文が利用した魚屋を実際に見て往時を偲びました。

文学的なことは、編集委員が「文学散歩」と題して『九十九段』に執筆しますので、ここからは少々脱線。

今回の文学散歩で感動し圧倒されたのは、巨木の数々です。まずは、真間山弘法寺の「伏姫桜」。樹齢約400年で、満開の垂れ桜は圧巻ですよ!来春、ぜひ満開の頃にお訪ねくださいね ♪ 次は、白幡天神社の黒松の御神木。そして、葛飾八幡宮のご神木千本公孫樹は樹齢約1200年で、とても神々しいです。縁結びの木で、乳房の形をした瘤を削り煎じて飲むと乳がよく出るとか、公孫樹に棲む白蛇を見ると幸福を授かるといった言い伝えがあります。

編集委員が狂喜したのが、「猫」を発見した時でした。まあるくなって日向ぼっこしている猫にほっこり、癒されました~

詳細は、来年3月刊行予定の『九十九段』第51号をご覧くださいね!
乞ご期待(^^)/

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