短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【資格の紹介】「衣料管理士」のご紹介(ファッションブランチ)

18.11.02

みなさん、こんにちは \(^o^)/
今週の関東地方は晴天の日が続いています。
日中は日差しがあって暖かいですが、朝夕は冷えますよね。
通学・通勤の時間帯は薄手のコートやストールが欲しいと感じるようになりました。

皆さんはもう衣替えは済ませましたか?
衣替えの由来は平安時代にまでさかのぼります。
もともと更衣(こうい)というもので、現在の5月と11月におこなっていたそうです。

明治維新で新暦が採用されて10月1日から冬服に決まり、官公庁や学校ではその日、一斉に制服の衣替をします。
白いシャツから濃色のジャケットになり、当時はそれだけでちょっと大人になった気持ちになりました o(^-^)o

衣替えには「虫干し」をしましょう。
虫干しとは梅雨明けや秋の空気が乾いた時期に衣類や書籍などに天日を当て、
風を通して湿気やカビの被害を防ぐことです。

衣服の管理は、お気に入りの洋服を長い間着るためにもとても大事です。
ファッションブランチでは、卒業と同時に「衣料管理士」という資格が取れます。
衣料管理士は繊維製品に関する素材や生産・流通・消費までの基礎知識を身につけた専門家です。
素材の特性や縫製、衣料品の洗濯や保管、選び方など日常生活にも活かせる知識が得られるので、
家庭生活でもとても役立つ資格なのです。
*衣料管理士は一般社団法人 日本衣料管理協会の認定資格です。
 詳しくは日本衣料管理協会のHPをご覧下さい。

ファッションブランチでは1年次に素材特性や洋服制作等で基本的な知識を取得します。
そして2年次に実験や実習を通して、学んだ知識を体得していきます。
一昨日は2年生が被服整理学実験の授業でしみ抜きの実習を行いました。

水溶性・油性・筆記具など様々な汚れを、しみの種類に適性な洗剤や溶剤で処理します。
しみは1週間前にも作成しており、つけて直ぐのしみと1週間前のしみの
汚れの落としやすさの違いなどを実習を通し体験しました。
汚れは付いたらすぐ落とすことが鉄則です。
また、素材を傷めないように気をつけます。

特に筆記具はなかなか落ちないので、皆さんも勉強する時は大切なお洋服に付かないように注意しましょうね (^▽^;)

さて、虫干しの話に戻りますが、天気はもちろん、時間も重要です。
湿気の多くなる朝と夕方は避けて10時ごろから15時ぐらいまでがベストです。
明日からの連休は天気も良いそうです!
これからの寒い冬に向けて必要になる、毛布やこたつ布団、ラグ、ホットカーペットカバーなども使用する前に1度天日に当て、早めに冬支度をしておきたいですね(^-^)/

*ファッションブランチは、平成31年度から「ファッション・造形デザインコース」になります。

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