短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【授業紹介】 「卒業制作」デザイン・インテリアブランチ

18.07.18

みなさん、こんにちは!
今日は、デザイン・インテリアブランチの卒業制作の授業をご紹介します。
卒業制作は2年生の必修の授業で、自分で自由にテーマを決め、調べたり、制作をするものです。

作品は、これまで授業で学んだことを発展させた内容でもよいし、新たな創作にチャレンジしてもよいことになっています。
授業では、PCソフトを使った表現を多く学びますが、卒業制作は、手作り感が満載。
毎年、さまざまな分野の作品が出来上がります。

指導は、デザイン・インテリアブランチの先生を中心に、必要に応じて兼任教員の先生方にも相談しながら進めます。
まずは、大まかなテーマと、何を作るか(立体or平面、手書きorPCなど)を決めて、作品のイメージを徐々に具体化して行きます。

作品を通じてどんなメッセージを伝えたいか、コンセプトがとても大切です。
はじめは「好きなアニメの主人公の家の模型を作りたい!」と言っていたのに、具体化していく中で、「自分の夢の別荘を設計したい!」などテーマががらりと変わることもあります。
それでは、昨年度の作品をご紹介しますね。

モザイクタイル「ガクアジサイ」(M.Aさん)
家族への感謝の気持ちを、庭に咲いているあじさいのモザイク画で表現しました。
薄いプラスチックの板を4ミリ角くらいの小片に切って、ピンセットで張り込みました。
小さなかけらが集まって1枚の絵になっています。

「ペンダントランプと金魚」(M.Tさん)
華やかで彩りの綺麗な金魚をテーマに作品を作りました。
ステンドグラス風のランプは、一度作ってみたかったものだったので、挑戦することができてよかったです。

「花の立体切り絵」 (T.Mさん)
飾っておくだけでも、その場が明るくなるような花の作品を作りたいと考えました。
立体切り絵は作ったことがなかったので、完成させることが出来るのか不安でしたが、徐々に慣れて楽しく作業をすることが出来ました。

絵本「ぼくはネギ坊」(M.Sさん)
地域貢献活動で小金の特産品のあじさいネギの絵を描いたので、ネギをモチーフにした絵本を作りました。あらすじは、ネギが苦手な女の子の元にネギ坊がやってきてネギを克服する物語です。

「Dream House計画」 (E.Tさん、A.Sさん)
美しい自然の中で自分たちが暮らす家、Dream Houseをデザインしました。
土地や環境に合わせた機能的なデザイン。自然と調和した空間。
Dream Houseは私たちの理想が詰まった建物です。

毎年2月に、ファッションやITコミュニケーションなど他ブランチと合同で卒業制作発表会が開催されます。
先生やクラスメート、後輩たちの前で、一人ひとり、自分の作品についてプレゼンテーションをします。
入学当初は、プレゼンテーションが嫌いと言っていた学生も、みんな堂々とプレゼンをします。


今年の2年生も、構想作りが始まっています。
自分の趣味を生かした空間を作ったり、数名がまとまってまちづくりの提案をしたり・・。
発表は、来年の2月。ぜひ楽しみにしていてくださいね!

※デザイン・インテリアブランチは平成31年度から,「ファッション・造形デザインコース」になります.

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