短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【授業紹介】繊維学実験・染色加工学実験(ファッションブランチ)

18.05.25

こんにちは!
今回はファッションブランチの授業を紹介します。

ファッションブランチでは「衣料管理士 2級」の資格が取れます。
その為には繊維や布帛等に関する知識が必要です。

1年次は繊維・布帛の性質や、染色加工学など基礎的な知識を講義で頭に詰め込みます。
そして2年生になると実験をして、その知識を体得します。

繊維学実験では、繊維を顕微鏡で観察して側面や断面を見ます。また、燃やしてその燃え方を観察したりもします。
それぞれ繊維によって形態や燃え方が違いとても楽しいです。
写真は塩素の検出の実験です。布帛に塩素が含まれていると、なんと炎が緑色に変化します!
オレンジ色の炎が緑色になった瞬間、みんな「キレイ!!」と大騒ぎでした。

染色加工学実験では、多くの染色方法や伝統工芸の染色技法を体験します。
ろうけつ染め、絞り染め、型紙捺染、板締め染め等々。
ろうけつ染めとは、布にロウで絵を描き、好きな色に染めます。
ロウで描いた部分は染料が入らないので白抜きになり、絵が現れます。

描いたものがそのまま柄として現れます。

その反対に絞り染めは、複雑に絞ると出来上がりを想像しにくいので、どんな柄が出るのかお楽しみです。
白い布を糸でくくり、好きな色の染色液で煮ます。

その後、糸を解くと柄が現れます。

左側の青い布は、ハートに縫って絞り染めました。とてもきれいなハート模様が完成しました!

2時間で作品が出来上がるので、毎回とても楽しみです。
興味のある方、一緒に楽しく学んでみませんか?

*ファッションブランチは、平成31年度から、「ファッション・造形デザインコース」になります。

次回は、デザイン・インテリアブランチをご紹介する予定です♪

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