養護教諭コース 看護実習スタート!
23.08.09
こんにちは。養護教諭コースの小林です。猛暑が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか。
養護教諭コースでは、先週7月31日から看護(臨床)実習がスタートしました。
昨年度までの3年間は、コロナ禍で看護(臨床)実習も代替授業に置き換えるしかなく、できるだけ現場実習の学びに近づけるよう内容の工夫を行ってきました。今回、やっと4年ぶりに臨床の現場で学ぶことができるようになりました。
先週7月31日から編入生が先陣を切って、「松戸市立総合医療センター」にて6日間の実習を行わせていただきました。小児科外来・病棟をはじめ、整形外科・耳鼻科・眼科・総合診療科・産婦人科外来など、多くの診療科で見学実習をさせていただきました。
また、8月7日から、2グループが2週間にわたって「新松戸中央総合病院」にて実習中です。
<学生はどんなことを学べているのでしょうか>(感想の一部を紹介します。)
各診療科を回るのでそれぞれの特徴、違い等についてや病院全体の仕組みについて知ることができます。また、看護師の患者への接し方や医師の診断過程を見させていただけるので、問診やカウンセリングでの情報の引き出し方、重大な疾患の見つけ方とそのサインなどについて学ぶことができます。
養護教諭は、予期しない傷病の発生に対して適切な判断・対応をすることで、傷病の悪化防止や児童生徒の安全・安心を確保し、生命を守ることが求められます。
そこで、看護実習では、医療の現場で患者や家族に接し、専門家やスタッフの姿を見て、臨床への理解を深め、養護教諭として必要な専門的知識・技術を深めるとともに臨床との接点を理解するなどして、養護教諭の専門性の向上を図っています。
今後の大学での学びに繋げて、子どもたちの安全・安心、命を守れる養護教諭に成長してくれることを期待しています。