心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

看護(臨床)実習 頑張っています!

19.08.31

こんにちは。皆さんは、夏休みにどんな体験をしましたか?

高校生の皆さんはオープンキャンパスに参加してくださった方も多かったことと思います。

現在、養護教諭コースの3年生は、暑さにも負けず10日間の看護(臨床)実習に取り組んでいます。

今年度は、松戸市にある「新東京病院」、「新松戸中央総合病院」、「松戸市立総合医療センター」など 14病院で、33名が学んでいます。

 

医療の現場で、患者や家族に接し、専門職やスタッフの姿を見て、臨床への理解を深め、養護教諭として必要な基本的技能を習得するとともに臨床との接点を理解することを目的に行っています。

養護教諭は、予期しない傷病の発生に対して適切な判断・対応をすることで、傷病の悪化防止や児童生徒の安心・安全を確保し、生命を守ることが求められます。

この実習での学びは、秋学期の「実習事後指導」の授業で報告し、全員で共有していきます。

 

<看護実習から学んだこと~ 最終カンファレンスより 一部紹介します。>

◎看護師さんの患者さんとの関わり方の工夫

・安心感を与える接し方 ・傾聴  ・小さな変化を見逃さない観察力・判断力

◎過ごしやすい環境づくり~対象の健康と安全を守れる場づくりは学校も同じ

◎他職種との連携の大切さ~看護師さんと医療ソーシャルワーカーさんの情報共有、看護師間の連携等

♣養護教諭もコミュニケーション力と観察力・判断力が重要になってくる。

♣養護教諭も普段から子どもと関わっていく中で信頼関係を築いていく必要がある。

♣いろいろな年齢や自分とは違う価値観をもっている人と関わり、客観的に物事を見れるようになることが大切。

♣一緒に仕事をする人と情報を共有し合い、チームが良い方向に向かうために自分は何ができるのかを考え能動的に行動できるようになりたい。

♣周囲の人たちに感謝する気持ちや自分のできることを精一杯やるという姿勢を忘れずに、社会に貢献できる社会人になりたい。

・・・などなど。この実習でひとまわり成長した3年生からの報告が楽しみです!

 

実習とともに大学での学びも充実させる必要があります。

現在私は、「学校救急看護」の授業で使うテキスト作成の基礎研究として、養護教諭養成に関わる大学のシラバスや使用されているテキストの検討を行っています。

養護教諭コース 「学校救急看護」を担当している小林でした。

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